photo: Shinsuke Sato edit: Kohei Nishihara(EATer)

#大瀧彩乃のBAGづくり|東京カバン女子 - DO IT OURSELVES -


 『メトロポリターナ』が、働く女性のためのモノづくりプロジェクトをスタート。1回目は、スタイリストの大瀧彩乃さんとコラボレーションしてBAGをつくります。誌面では、その製作過程をレポート。今月号では、プロジェクトへの意気込みをきいてみました。


session 1
バッグマニアの大瀧さん、どんなバッグをつくりたいですか?
 

 3月某日。記念すべき初回の打ち合わせ。まずは、大瀧さんが普段どんなバッグを使っているか聞いてみた。

 「バッグは、60〜70個くらい持っていますね。いちばんたくさん持っているのはリュックです。海外ロケも多いので、両手が自由になって、荷物がたくさん入るリュックが便利なんです。あとは、小物の整理がしやすいポケット付きのバッグが好きですね。私は、裏方仕事だけに、洋服は似たようなシンプルなものになることが多いので、バッグは、変化を楽しむための重要なアイテムです」

 大瀧さんは、過去にもオリジナルバッグをつくったことがある。「Kalie.」というセレクトショップとつくったバケツバッグの「seou」や、ビッグトートの「fluffy」など、いずれも彼女が“本当に欲しい”と思えるものをかたちにしてきた。

 「fluffyは、マチが広くて、スナップボタンでちゃんと閉じることもできる。バッグの外側にはジッパーで開閉するサイドポケットもあります。チープに見えないよう、素材にもこだわりました。とても使いやすいバッグです。だから、とても気に入っていて、私も普段から使っています」

 モノづくりをする上で大切にしていることは?と尋ねると、こんな答えが返ってきた。

 「私は、洋服をつくることが多いのですが、いつも特定の“誰か”のためにモノをつくっています。そのときに考えることは、あくまでも身につける人がきれいに見えるということ。モノが主役ではないんです。引き立てるためのアイテムである、ということをモノづくりにおいては重視しています」

 大瀧さんがつくるバッグは、シンプルで機能的。けれど素材使いなどで可愛さもきちんと備えている。多くの人が使うバッグだからこそ、持つ人を選ばない使いやすいものが生まれたのかもしれない。

 「メトロポリターナの読者は、電車通勤の方が多いと思います。そんな女性に向けて、毎日使えるような丈夫で、でもテンションが上がるような可愛いバッグをつくりたいですね」

 どんなバッグが出来上がるのか、これから楽しみだ。

 

metro1904_ourshop_inner02.jpg 大瀧さんが「Kalie.」とつくったビッグトートのfluffyは、現在もオンラインサイトで販売中
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kalie

 

 

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 大瀧さんとのコラボBAGは、『メトロポリターナ』読者をはじめ、さまざまなインフルエンサーたちの力も借りて製作予定。みんなの“欲しい”を叶えるプロジェクトを目指す! どんなBAGが完成するのか、乞うご期待!

左:MAI WAKIYA
Instagram:@mymy03120

右:YUKARI SAITO
Instagram:@saito.yukari

 

プロジェクトの最新情報はこちらまで!

Instagram:@doitourselvestokyo

 

NEXT STEP

 来月号では、一回目の作戦会議の模様をレポート! どんなBAGをつくるのか、その方向性が明らかに!!


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