オリジナルラグもつくれちゃう
《三好ラグ》初の直営店!
《三好ラグ》のラグは、タフティングガンという専用の機械を使い、布に毛糸をひと針ひと針打ち込んでつくられている。その名の通り、マシンガンのような見た目の機械から繰り出されるのは、束ねられた数本の毛糸。ダダダダダッと小気味よいリズムとともに、絵を描くようにラグの模様が縫い込まれていく。このタフティングというハンドメイド手法でつくられるラグは、模様や形状の自由度が高い。若手職人の柔軟な発想も生かせる。発売即完売という人気ぶりも納得だ。
そんな《三好ラグ》が昨年12月、白金台に初の直営店となる「エヴァンス」をオープンした。約半世紀前に建てられた庭つきの木造一軒家をリノベーションした店内では、ECでは完売となっているラグも販売。ホームウェアやグッズなどのオリジナルアイテムも並ぶ。そして、「タフティングスタジオ ケケ」も併設し、ワークショップも開催。自分でデザインしたラグをつくることができる。来店は予約制。オンラインショップから予約を。
《三好ラグ》の定番ラグ「BAUM RUG」9900円。オリジナルのスリッパ「PILE ROOM SHOES」3000円。スウェットシャツとパンツ「SPRAY DYE RELAX SWEAT SHIRTS&PANTS」各1万9800円。
「EVANS」ではスタジオを併設し、ワークショップも開催(金・土・日のみ)。つくれるラグは、60×60cmほどのサイズで、自分でオリジナルデザインを考えることもできるし、定番商品からデザインを選ぶことも可能。
仕上がりをイメージしながら、配色を検討中のワークショップ参加者。約80色の毛糸から6色を選び色の組み合わせを考える。所要時間は約4~5時間。費用は初心者コースで2万8000円(材料費込) 。
配色を決めたら、タフティングガンで布の裏側から毛糸を打ち込んでいく。模様が描けたら表面をバリカンでカットし、毛の長さを調整。その後、糊づけや乾燥などの工程を経て、約2週間ほどで納品される。
20代の職人が多いという《三好ラグ》。先人たちが磨いた技術を継承し、新しい感性とともに生み出されるラグは、形状もさまざまで配色もユニーク。どのデザインも人気があり、すぐに完売してしまうという。
ショップは、完全予約制。営業日は公式SNSアカウントなどで告知され、来店予約はオンラインショップからすることができる。ワークショップへの参加は、スタジオの公式サイトから申し込みを。
EVANS
港区白金台1-4-15
Tel. 03-6804 -7367
※不定期営業
Instagram:@evans_japan
三好ラグ https://miyoshirug.com
スタジオ https://kekerug.com