テイクアウトのドリップコーヒーは約20種類(500円〜)。富久栄珈琲は、この東京店のほかに郡山に6店舗、仙台に2店舗。シンボルマークは、コーヒー産地であるアフリカの太陽をイメージしたものだ。

FUKUEI COFFEE and CHOCOLATE - 東京メトロ 新宿三丁目駅(丸の内線/副都心線)[TOKYO METRO UPDATING]

おでかけ

コーヒーとチョコの専門店が
福島・郡山から東京へ初上陸!

 一口飲めばすぐわかる。いや、その前に香りからして違う。フレッシュな日本酒やイチゴのフレーバー。いろいろなコーヒーを飲んできたけれど、これには正直驚かされた。福島の郡山から、東京の新宿へ初上陸。スペシャルティコーヒー専門店の富久栄珈琲「FUKUEI COFFEE and CHOCOLATE」は、東京のコーヒーシーンに、新風を吹き込む存在だ。

 代表の中島茂さんは、日本、アメリカ、ブラジルでコーヒーの資格を持ち、世界最高峰の審査会カップ・オブ・エクセレンス(COE)の審査員を務めアフリカなどでも活躍。いつも世界中の産地を飛び回り、最高の豆を生産者から直接仕入れる。しかも驚くことに、福島の日本酒の力を利用して産地アフリカで生豆を発酵させるといった、独自製法も次々と生み出している。

 その唯一無二の豆が並ぶのが、この新宿店だ。シングルオリジンの豆は常時10種類以上。加えて、富久栄珈琲のもう一つの看板であるBEAN TO BARチョコや、福島の素材を使った焼き菓子も。ギフト選びの店としても、マークしておきたい。

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店正面は試飲コーナー。ポットが並び、10種類ほどのスペシャルティコーヒーを自分で注ぎ、自由に試飲ができる。また、スイーツ類の試食も可能。味を確認してから商品を購入できる、うれしいサービスだ。

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店内にはシングルオリジンの豆のほかに、「会津鶴ヶ城ブレンド」や「伊達政宗ブレンド」など、東北各地のご当地ドリップパックも並ぶ。福島県ご当地ドリップパックセットは、6種アソートで1426円。

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ルワンダの産地で、福島の日本酒を使い、生豆を発酵させた「ルワンダ 酒ファンキー チャト」(100g 2462円)。世界初の製法でつくられたその味わいはまろやかで、ふくよかな日本酒の香りがほのかに香る。

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自社工場でカカオからつくるBEAN TO BARのチョコレート(1247円〜)。オーガニックシュガーを使い、人工甘味料・トランス脂肪酸・防腐剤などはもちろん不使用。海外の品評会でも入賞を果たしている。

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富久栄ショコラケーキ(2個セット1307円)。珈琲焙煎で培った技術で、カカオ豆の個性を存分に引き出し、カカオの香りと濃厚な味わいを楽しめる。ボックス入りなので、コーヒーと一緒にギフトとしても◎。

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2008年に富久栄珈琲を立ち上げた中島さんは、アフリカ・中南米などの産地に足を運び、焙煎も自ら行う。研究熱心な中島さんのコーヒーは多くの人を魅了し、郡山の焙煎所には近々巨大な焙煎機を導入予定。


富久栄珈琲「FUKUEI COFFEE and CHOCOLATE」

新宿区新宿3-30-13
新宿マルイ 本館1F
[営]11:00〜20:00 
[休]施設に準ずる
http://www.fukuei-coffee.jp
@fukuei_coffee


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