会場では、高野山 根本大塔(こんぽんだいとう)内観などの映像が流れています

《赤坂見附》「紀州わかやまフェア」 東京ガーデンテラス紀尾井町で開催中

グルメ, おでかけ

 昨年オープンした「東京ガーデンテラス紀尾井町」(千代田区紀尾井町)で今月31日(金)まで、「紀州わかやまフェア」が開催されています。

 ガーデンテラス内のレストランでは、和歌山県産の食材を生かした特別メニューを提供。紀州梅や梅酢を飼料に混ぜたものを食べて育ったため、臭みがなく食感もいい鶏肉『紀州うめどり』や、高級イチゴ『まりひめ』などを使った和洋中のメニューが楽しめます。

なかなか東京ではお目にかかれないイチゴ『まりひめ』を使ったタルトフレーズ。ラ・プレシューズ(4F)のメニュー


紀州練り梅としらすを使ったカルボナーラ。ガーブセントラル(1F)のメニュー


 25日(土)には、高野山の世界観を体験するイベントが開かれ、金剛峯寺の僧侶らの指導による写経や瞑想体験が行われました。

 この日の瞑想は、阿字観(あじかん)と呼ばれる方法。約30人の参加者が、姿勢、呼吸法、心の整え方の説明を僧侶から聞き、掛け軸に書かれた真理の言葉「阿(ア)」に向かい、心の中で「「阿(ア)」を念じながら、瞑想を体験しました。参加した女性は「体が熱くなる感じがしました」と話していました。

阿字観体験(瞑想) 金剛峯寺の僧侶から説明を聞き、瞑想に入ります


高野山のキャラクター、こうやくんもフェアに駆けつけました


 27日(月)~28日(火)には、物産展を開催(12時~19時、2階オフィスエントランス)。また、28日には、和歌山ゆかりのチェロ奏者 谷口賢記さんらによるピアノ三重奏のミニコンサートも開かれます(17時~/18時30分~/各40分/無料、紀尾井プラザ)。

 今回のフェアは、江戸時代、紀尾井町に紀州藩の中屋敷があり、その縁で開催が決まったとのこと。和歌山県東京事務所の日根かがりさんは、「歴史がきっかけで都市と地方が結ばれるのはとても意義深いです。このフェアでは、日頃関西で消費され、あまり東京まで入ってこない『紀州うめどり』や『まりひめ』などの珍しい食材を使ったメニューも味わえます。ぜひ、東京で和歌山を感じて欲しい」とアピールしました。

 ちなみに、高野山の麓にある九度山は、昨年大河ドラマで話題になった真田幸村が14年間過ごした地でもあります。徳川家にも真田家にも縁が深い県なのです。

 「東京ガーデンテラス紀尾井町」の周辺は、桜の木がいっぱい。お散歩がてら、出かけてみてはいかがでしょうか。


紀州わかやまフェア

開催期間:今月31日(金)まで

開催場所:東京ガーデンテラス紀尾井町(千代田区紀尾井町1-2)

詳細は、http://www.tgt-kioicho.jp/


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