ロンドンで爆発的人気のグラフィックアーティストA.CE 個展「デイトリップ」を人、作品、空間で紐解く


 さらに、また別の作品にフォーカスしてみると、今度は表現の自由を感じることができます。例えば上記のアナログレコードを用いたアート作品。A.CEがアートと音楽の融合を目的に、ロンドンの街でフィールドレコーディングした音源を盤面(片面)にカットし、裏面にペインティングやプリントを施しました。

アナログレコードを用いた作品(上) 盤面のディテール(下)

 身近なモチーフがインスピレーションの源泉になることや、コラージュのつくり出す色、モチーフが重なる面白み、さらに異なるモノ同士を組み合わせることで、「枠」にとらわれない自由を感じることができますね。

 最後に、ギャラリーという「空間」と「自分」の関係性を考えてみます。ストリートアーティスト、A.CEの作品は、その前を行き交う人々との重なりによって新たな景色をロンドンの街につくりだしていたことでしょう。それならば、アート作品を背景に写真撮影をしてみても楽しいかもしれません。自身を作品に取り込めば、何となくアートティストの考えを知ることができそうですね。

展示の様子

 人を知り、作品を見て、空間を意識することで、さまざまな視点でアートと触れ合うことができます。実際に足を運んでみれば、さらに違ったオリジナルの向き合い方が見つかるかもしれません。自分なりの視点が見つかったとき、アートをより身近に感じることができるでしょう。

 A.CE 個展「デイトリップ」

 開催期間:8月11日(土)まで(水休館) 16:00~21:00 最終日12:00~18:00

 会場:WISH LESS gallery(北区田端5-12-10) 


TAGS:#A.CE



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