取り持ち女
フェルメールが描いた最初期の風俗画のひとつ。一見すると穏やかで陽気なひと時を描いているように見えるが、実はこの絵は売春仲介の場面を描いている。赤い服を着た男性は、今まさに支払いをしているところで、その様子を後ろにいる取り持ち女が緊張した面持ちで見守っている。
※1月9日(水)から2月3日(日)会期終了まで展示
赤い帽子の娘
『赤い帽子の娘』1665-66年頃
ワシントン・ナショナル・ギャラリー National Gallery of Art, Washington, Andrew W. Mellon Collection, 1937.1.53
フェルメールは、カメラ・オブスクラ(写真機の前身)という機器を使って、写した映像を見ながらこの絵を描いたという説がある。その証拠として挙げられているのが、画面右側のフィニアル(家具などの頂部装飾)。写真でいうところの「ハイライトのハレーション」が表現されている。
※12月20日(木)まで展示
フェルメール展
会場:上野の森美術館(台東区上野公園1-2)
会期:2019年2月3日(日)まで ※12月13日(木)は休館
開館時間 9:30~20:30 ※日程によって変更あり (1日を6枠に分けた日時指定制の入場)
前売り入場券:2500円、高校・大学生1800円、小学・中学生1000円
購入はフジテレビダイレクト(http://fujitvdirect.jp/vermeer/)、インフォメーションダイヤル TEL0570-008-035 (9:00~20:00)など
詳細は、www.vermeer.jp/