もみじの永観堂」は昼も素晴らしいですが、夜も昼とは違った雰囲気をかもし出すお寺です=2日夜、京都市左京区 (写真は写真報道局・寺口純平)

​【京都紅葉めぐり2017】②もみじの永観堂 京都を代表する名所

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 京都の紅葉シーズンがいよいよ、幕開けしました。京都ではさまざまな紅葉の名所で夜間ライトアップが行われ、昼とはひと味違う幻想的な雰囲気を味わうことができます。
 京都市東山区の高台寺や圓徳院などでは10月下旬から早々とライトアップを始めていますが、本格的な紅葉ライトアップはこれから。
 「もみじの永観堂」の異名を取る永観堂禅林寺(京都市左京区)で、7日からのスタートを前に試験点灯が行われましたので、ご紹介しましょう。

紅葉の本番は11月半ばから。燃えるような庭を鑑賞することができます=2日夜 (写真は写真報道局・寺口純平)


 平安貴族の旧宅を敷地にあてた永観堂は創建以来、多くの文人墨客に、その紅葉が愛されてきました。昨年の期間中には昼夜で計24万人が訪れ、京都を代表する紅葉スポットとなっています。
 日没とともに約670基の照明がともされると、赤や黄色にほのかに色づいた約3000本のイロハモミジやヤマモミジなどは柔らかな光をたたえていました。色づきは昨年よりやや早く、見頃は今月中旬だそうです。

紅葉と塔と月―。風情ある光景です=2日夜 (写真は写真報道局・寺口純平)


 本堂の阿弥陀堂や画仙堂などの堂宇が回廊で結ばれ、中央には放生池があります。阿弥陀堂に鎮座するみかえり阿弥陀如来(重文)に癒していただきに来る女性も多いようです。


◆永観堂は、京都市左京区永観堂町48。通常拝観は午前9時~午後5時(受付は午後4時まで)。夜の特別拝観とライトアップは7日(火)~12月6日(水)午後5時30分~午後9時(受付は午後8時30分まで)。昼間の拝観は大人600円、中学生以下400円。夜間特別拝観とライトアップは中学生以上が600円。問い合わせは、☎075・761・0007。



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