秋恒例のビール祭りが今年もやってきます!
横浜赤レンガ倉庫では、9月29日(金)~10月15日(日)の計17日間、横浜の秋の風物詩としてすっかり定着している「横浜オクトーバーフェスト2017」を横浜市中区の「横浜赤レンガ倉庫」イベント広場で開催します。
大勢の人でにぎわった昨年のオクトーバーフェスト=2016年9月、横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫 (写真・田中幸美)
16回目となる今年は、初めて本場ドイツのオクトーバーフェストのために醸造を許可されたミュンヘン6大醸造所のビールすべてを味わうことができるようになりました。
オクトーバーフェストで専用ビールを醸造できるのは、ドイツ政府から正式に醸造許可がおりているミュンヘンのわずか6つの醸造所だけです。品格ある味わいは600年以上にわたり、ドイツだけでなく世界中で愛されています。
今年はミュンヘンの6大醸造書のビールがいただけます(昨年のオクトーバーフェスト)
また、今年は3種類のビールが日本初上陸します。バナナやピーチを思わせる甘い香りと全体をまとめ上げるややスパイシーな風味が特徴の「マイゼルス ヴァイス オリジナル」、フルーティーな香りの「マイゼル&フレンズ ババリア エール」、ダークチョコレートと甘いキャラメルのような香りの「マイゼル&フレンズ チョコポーター」の3種類を、いずれも樽生で提供します。オクトーバーフェスト限定ビアも含めてこの時期、この場だけのラインアップで過去最多となる140種類以上のビールがそろいました。フードは、ドイツ発祥のもちもちのショートパスタ、「シュペッツレ」やドイツ伝統の郷土料理であるアイスバイン、ソーセージなど、おなじみのドイツらしいメニューが盛りだくさんです。
ビールにはソーセージがよく似合います(昨年のオクトーバーフェスト)
今年は初の試みとして、会場海側の屋外エリアにラグジュアリーなソファ席を設置したテントを配置して、カクテルやノンアルコールドリンクをメインとしたお店が並ぶ大人の雰囲気の第2会場を設けました。第1会場とは違い落ち着いた空間でビールが苦手な人も楽しめます。毎年人気のドイツ楽団による生演奏は第2会場でも行います。
大型テントがある第1会場と第2会場を合わせると3372席と過去最多にパワーアップします。
さまざまなビールが楽しめるオクトーバーフェスト
オクトーバーフェストは、ドイツ・バイエルン州のミュンヘンで1810年、当時の皇太子、ルードウィヒとザクセン皇女の結婚式を多くのミュンヘン市民が祝ったお祭りが始まりといわれています。現在では世界で最も大きいビール祭として全世界から観光客が集まります。
横浜では、赤レンガ倉庫がドイツの建築様式を一部取り入れた歴史的建造物であることから、本場ドイツに限りなく近い雰囲気を楽しめるとして2003年から開催。昨年は14万6000人が訪れるほどの人気を集めました。こうしたイベントは10月に限らず初夏から秋にかけて日本各地で行わていますが、横浜赤レンが倉庫のオクトーバーフェストはその先駆け的な存在です。
夜の会場もステキです(昨年のオクトーバーフェスト)
オクトーバーフェストで横浜の秋を満喫しませんか。(写真はすべて田中幸美)
◆「横浜オクトーバーフェスト2017」は、横浜市中区新港1ー1の「横浜赤レンガ倉庫」イベント広場で、9月29日(金)~10月15日(日)。荒天・強風の場合は、休業することがあります。平日は正午~午後9時30分(9月29日のみ午後3時から)、土日祝は午前11時~午後9時30分。飲食の販売終了時間は午後9時。
入場料300円、中学生以下無料(飲食代は別途かかります)。デポジット(ジョッキ預かり金)が別途必要。未成年者は保護者の同伴が必要。