横浜市西区のみなとみらい地区にある商業施設「MARK IS みなとみらい」(マークイズ)と「横浜ランドマークタワー」では、クリスマスツリーが点灯し、付近の並木のイルミネーションも始まるなどしてクリスマスムードが高まっています。
マークイズでは9日、クリスマスツリーの点灯式が行われ、地元「横浜DeNAベイスターズ」の後藤 G 武敏選手が参加しました。後藤選手はブルーの絨毯が敷かれた花道を、集まったファンとハイタッチしながら入場。「後藤ゴメス武敏です。みなさんとこの点灯式に参加できてうれしく思います。ファンのみなさまにはたくさんの応援をいただいたので、お礼の気持ちを込めて僕も1日楽しみたいと思います」とあいさつ。近隣のマンション住民の代表者らとともにツリーの点灯スイッチを押すとツリーが輝き始めました。
クリスマスツリーの点灯式に登場した横浜ベイの後藤 ゴメス 武敏選手(中央)と球団キャラクターのスターマン (写真・田中幸美)
ツリーの側面の「LEDストリングスユニット」にプログラム制御された映像を映し出す仕掛けが施されており、見ているだけで楽しくなるゴージャスな光と音楽と映像のショーが楽しめます。また、ツリーの台座には、250人を上回る近隣住民らがマークイズの前に広がるグランモール公園やみなとみらいの冬景色を指で描いた「フィンガーペイント」の作品が施されています。後藤選手は「すごくきれいでいいですね。さっそく娘を連れてこようと思います。ツリーの前で記念撮影をしたいですね」と話していました。
マークイズと横浜美術館の間にあるグランモール公園のイルミネーションも2年ぶりに点灯されました。ブルー、シャンパンゴールド、ホワイトの3色のイルミネーションが公園全体を鮮やかに照らし出し、みなとみらいの夜をロマンチックに演出していました。20万球の電飾が使われていて、エリア最大級のイルミネーションになるそうです。午後5時から午後11時まで点灯されます。
マークイズでは、今春から横浜のカラーであるブルーで街を元気にしようという「ブループロジェクト」に横浜DeNAとともに取り組んでいるそうで、ツリーもイルミネーションもブルーがひときわ印象的でした。
「マークイズ」前のグランモール公園では2年ぶりにイルミネーションが行われています (写真・田中幸美)
一方、ランドマークプラザの今年のクリスマスのテーマは「くるみ割り人形」です。ツリーには、大きなサイズのくるみ割り人形のオーナメントが飾られています。館内にはいろいろな場所に物語の1シーンに迷い込んだようなふしぎな写真が撮影できるトリックアートフォトスポットがあるので、ぜひ館内を探検してください。
また、日本に現存する最も古い商船用石造りドックを復元して作られ、国重要文化財にも指定されている「横浜ランドマークタワー ドックヤードガーデン」では、「くるみ割り人形」をモチーフにしたプロジェクションマッピングが楽しめます。ミュージックビデオやTVCMなどの分野で活躍する牧野惇さんのディレクションによる迫力ある映像で、チャイコフスキーの名曲とともにふしぎな冒険の世界を楽しむことができます。
「くるみ割り人形」をテーマにしたプロジェクションマッピングは12月25日(日)までの限定テーマです (写真・田中幸美)
ドッグヤードガーデンは、日本に現存する最も古い商船用石造りドックを復元して作られました (写真・田中幸美)
◆プロジェクションマッピングの観覧には整理券が必要です。上映開始は、午後6時30分、7時10分、7時50分、8時30分、9時10分の計5回で、約7分。悪天候時などには休止となる場合があります。整理券は、横浜ランドマークタワー3階のスカイガーデン入り口で、毎日午前10時~各上映開始時間の40分前まで発券しています。観覧は無料。
詳しくはランドマークタワーのホームページで