まだまだ蒸し暑さが続きますが、カラッと広がる初秋の青空もだんだん増えてきました。そんなお天気の日には、可愛らしいフランスのお菓子をみつけにお出かけしてみてはいかがでしょう?
ご紹介したいのは、安産祈願で知られる水天宮の目の前にあるフランス菓子専門店「Occitanial(オクシタニアル)」。暖かみのある黄色を基調とした店内に一歩踏み込むと、まるで異国のケーキ屋さんに迷い込んだような気分になって心が躍ります。
エグゼクティブシェフのステファン・トレアン氏が愛する「南フランス」がコンセプトのこのお店では、ショーケースに並ぶ色とりどりのお菓子の数々に可愛らしさと遊び心が詰まっています。眺めているだけでもとても楽しく、時間を忘れてしまうほど。
今回は、丸いフォルムが特徴のオクシタニアルのケーキのラインアップから、こちらの二品をお勧めします。
まずは、人気ナンバー1の「ショコラ・オランジュ」。オープン時から販売されている商品で、みずみずしいオレンジを丸ごと切り取ったような、見た目も鮮やかなスイーツです。オレンジムースのさっぱりとした酸味に、まろやかな甘さのミルクチョコムースが溶け合った絶妙なおいしさを楽しめます。
繊細な白いお花をモチーフとしているのは人気ナンバー2の「マリエ」。表面にアクセントをつけているナパージュは水滴をイメージしているそうで、外見からも遊び心がうかがえます。表面のホワイトチョコムースからは想像がつきませんが、一口食べると赤いイチゴのジュレとイチゴ風味のミルクチョコが! ほろっと軽い食感のホワイトチョコムースにイチゴの甘酸っぱさが加わったことへの驚きで、ひとりで食べていても思わずにっこりしてしまいます。以前は他のケーキと同じく丸いフォルムの上にイチゴを乗せていたのですが、お花のモチーフにリニューアルしたことで、繊細さの中に甘酸っぱさがあふれる「女の子」のようなケーキに仕上がっています。
店頭のケーキには季節限定商品も頻繁に登場します。秋から冬の季節にはチョコレートのお菓子が多くなるそうなので、いろいろなケーキにどんどんチャレンジしたくなります! 店内のカフェスペースでは、ケーキと一緒に紅茶などの飲み物もいただけるので、南フランスを感じながら優雅な午後のひとときに浸ることができます。
もちろん、友だちや家族へのお土産としてケーキをセレクトしても、箱を開けた瞬間の可愛らしさに盛り上がること間違いなしです。
オクシタニアル東京本店
東京都中央区日本橋蛎殻町1-39-7
地下鉄 水天宮前駅 6番出口すぐ
営業時間/10:00~19:00(L.0. 18:30)※不定休
TEL:03-5645-3334
公式HP
・ショコラオランジュ 486円(税込)
・マリエ 486円(税込)