治療を続けながらでも、やりがいを持って仕事はできる。その実現に向けた、アフラックの決意と取り組みをご紹介。

アフラック生命保険株式会社
人財戦略第二部
阿萬和弘さん
仕事で自分の価値を発揮
することは、自信につながる
1974年、日本で初めてがん保険の提供を始めたアフラック。がん保険のパイオニアとして、創業50周年を迎えた同社は、経済的な負担のみならず、身体的問題や心理的・精神的な問題など、がん治療に伴うさまざまな社会的課題の解決に努めている。なかでも「がんと就労の両立」についてはとくに力を入れており、病気にかかっても安心して自分らしく働けるよう、「がん・傷病 就労支援プログラム」を整備している。アフラックの社員であり、がん治療の経験者でもある阿萬和弘さんは、次のように話す。「治療のために会社を休んでいたときに、周囲の友人や同僚がキャリアアップなど自分の人生を歩み進めるなか、自分だけが取り残されるのではないかと不安になり、早く復帰したいと焦っていた時期もありました。社内での理解やサポートのおかげで復帰した際、仕事で自分の価値を発揮することは大切であり、自分の自信につながると感じました」。
支援制度の利用しやすさは
互いを思いやれる人間関係から
阿萬さんは7年前に甲状腺がんに罹患。手術を受け、現在は定期的に経過観察を続けている。「がんの可能性があると知ったときは、どう受け止めたらいいかわかりませんでした」と阿萬さん。印象深かったのは、はじめに相談した上司の対応だったという。「治療のため、仕事に影響が出る可能性を考えて相談したところ、その対応に救われました。まず上司から返ってきたのは『話してくれてありがとう。仕事のことも心配だろうけれど、まずは身体を最優先にしてほしい』という言葉。そして、報告内容を自分のところでとどめたほうがいいか、情報の取り扱いについて私の意向を聞いてくれました。支援を受ける当人がどうありたいかを尊重する真摯な姿勢に、信頼できると感じました」。アフラックでは、がん・傷病 就労支援の必要性や罹患した部下との対話方法を学ぶ教育プログラムを管理職向けに実施するなど、社内の理解促進にも力を入れている。そうした取り組みが、社員の安心感へとつながっている。
その後、阿萬さんはがん治療を経験した社員のコミュニティ「All Ribbons(オールリボンズ)」に所属。社内の情報交換会や対話型イベントに参加している。「イベントでの個別相談会や体験談の公開などを通して、がん罹患者への理解を促し、就労支援を受けやすい雰囲気の醸成につながればと考えています。制度が整っていても、利用できなければ意味がありません。支援制度を使いやすい環境は、社員同士が体調について気軽に話し、お互いを思いやる習慣によっても育っていくものだと感じています」。がん・傷病 就労支援プログラムは、それを使いやすい環境があってこそ、はじめていきてくるものなのだ。
アフラックの「がん・傷病 就労支援プログラム」3つの柱
1)相談支援
アフラックでは、がんを経験した社員同士のコミュニティ「All Ribbons」の設立をはじめ、産業医や外部の相談窓口を設置するなど多様な相談体制をとっている。All Ribbonsではメンバー間の近況の共有、情報交換の実施や、罹患した社員の相談対応、社内の理解を促進するためのパネルディスカッションなどを実施。人財戦略部と連携して、制度の運用方法の改善やがん就労支援に向けた風土醸成のための取り組み、がん治療の経験をいかした商品・サービスの開発支援も行っている。

社員の理解促進のために行われたパネルディスカッションの様子
2)両立支援
治療に専念し、安心して働ける環境づくりのための休暇・休職制度を整備。がん治療を理由に退職を考えなくてもよいという会社の意思表示として、がん治療のために取得できる特別休暇(日数無制限)もある。在宅やサテライトオフィス勤務、時間単位年休や短時間勤務、フレックスタイム制度など、場所や時間にとらわれない働き方の実現に向けた制度も充実。All Ribbonsメンバーによる体験談、がん・傷病 就労支援に関する情報を冊子やポータルサイトで発信している。

社員向けに公開される、がん治療や会社の制度についてまとめたハンドブックを発行
3)予防支援
早期発見のために、がん検診受診率100%に向けた取り組みを実施している。がん検診受診向上の啓発を行い、未受診者には個別に受診勧奨も実施している。また、検診日は一次検査、二次(精密)検査ともに勤務日扱いとし、交通費は全額、がん検診費用は一定額まで会社負担とするなど、検診機会の拡大も図っている。また、2028年までに社員の喫煙率ゼロを目指し、就業時間は終日禁煙とし、社内禁煙相談窓口や禁煙外来サポートを設けるなど、禁煙に対するさまざまな取り組みを実施している。
アフラックのがん・傷病 就労支援の
取り組みについての詳しい情報はこちら
https://www.aflac.co.jp/corp/esg/health-management