《今日も恋するARTガイド》『草間彌生 わが永遠の魂』

COLUMN, Art, CULTURE

恋愛不器用で何かとこじらせがちな女子、「空回りちゃん」。
そんな乙女の恋するハチャメチャ劇場を入り口に、オススメのアートをゆる〜くご案内します。

合わせ鏡が映し出すものは?

 人やものが無限に増えて見える、不思議な合わせ鏡。水玉模様の作品で知られる草間彌生の展覧会にも、合わせ鏡を使った作品が登場します。《生命の輝きに満ちて》と名付けられた小部屋に入ると、そこは鏡張りの暗闇にたくさんの小さな光がきらめく幻想的な世界。この作品と、有名な水玉の絵画は全然違って見えるけど、実は「無限に反復、増殖する」世界を表現しているという共通点が見出せます。ほかにもシールや網目模様を使って、宇宙の星々や生物の細胞をイメージさせる「無限の世界」をつくり出している作品が。一度見た人も、こんなポイントに注目してみると、違う楽しみ方ができるかも! 

国立新美術館開館10周年「草間彌生 わが永遠の魂」

会期:5月22日(月)まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E(港区六本木7-22-2)
開館時間:10:00~18:00[金曜日、4月29日(土)~5月7日(日)は20:00まで/入場は閉館の30分前まで]
休館日:火曜日[5月2日(火)は開館]

#

《生命の輝きに満ちて》2011 年
Courtesy of Ota Fine Arts, Tokyo /Singapore; Victoria Miro Gallery, London;
David Zwirner, New York © YAYOI KUSAMA

illustration&text: 黄身子

某美術雑誌の編集部に勤務しながら、イラストレーターとして活動。Twitterでは自意識過剰と恋愛不適合をゆるコミカライズする漫画「毎日シンドローム」を連載中。

@mososetsunight



LATEST POSTS