「地蔵・十王図」江戸時代 東京・東覚寺蔵

《三越前》針の山、血の池、賽の河原…「地獄絵ワンダーランド」 体感する六道輪廻


 釜ゆでにされたり、血の池があったり、恐怖に身震いする場面の数々。仏教美術に見られる地獄絵を集めた「地獄絵ワンダーランド」展が、東京・日本橋の三井記念美術館で開かれている。酷暑の夏、美術館の地獄めぐりでゾクッとするのもいい。(渋沢和彦)

 一面に業火が燃えさかる灼熱(しゃくねつ)の世界。そこには舌を引っ張られ、釘で打ち付けられる死者の姿も。門外には死者をのせた火車が走る。冷徹なまでの生々しい描写は、江戸時代に描かれた「六道(ろくどう)絵」(文政本)の「阿鼻地獄」の場面。

 仏教が説く六道とは、迷いあるものが輪廻(りんね)し続ける6つの世界-地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天上-のこと。地獄は、最も苦しみの激しい世界で、地獄絵の多くは、六道絵の一つとして平安時代以降、盛んに描かれてきた。

「六道絵」のうちの「阿鼻地獄」(文政本) 江戸時代 滋賀・聖衆来迎寺蔵(8月6日まで展示)


続きは、http://www.sankei.com/life/news/170720/lif17072000...





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