世界的な人気キャラクターといえば何でしょう。 ミッキーやガーフィールド、ミッフィーにムーミンなど有名なキャラクターはたくさんいますが、私は真っ先にスヌーピーを思い浮かびます。
犬なのにどこか人間くさく、ナルシストで皮肉屋なところがあったり、人間の食べ物が好きだったり、閉所恐怖症でいつも屋根の上で寝ていたりと、クスリと笑ってしまうような言動がたまらなく愛おしい存在です。
スヌーピーが登場する漫画『PEANUTS™』の連載が始まったのは1950年。作者のチャールズ・M・シュルツ氏は、亡くなる前年まで精力的な制作活動を続けて生涯現役を貫き通し、彼の没後も『PEANUTS™』を惜しむ声は後を絶ちませんでした。そんなシュルツ氏自身にその才能を認められ、登場キャラクターを自由に表現することを許された唯一の画家がいることはご存知でしょうか。
その画家の名は、トム・エバハート氏。シュルツ氏と数多くの広告プロジェクトを手掛けたことがきっかけで、直々に指導を受けながら『PEANUTS™』のキャラクターを描き始めました。その後、90年にはパリのルーブル美術館で初の個展「スヌーピー40周年記念展」を開催。現在もなお、新しい表現を求めて技法や色使いを変化させながら制作に取り組んでいます。

そんなエバート氏の展覧会が30日(月・祝)まで、ヒルトン東京 ヒルトピア アートスクエアで開催されています。会場では、新作版画「Sleep Over Homie」が発表されているほか、複数の技法を組み合わせて立体感や独特の色彩を創り出した版画作品、繊細なリトグラフ版画作品や希少な原画を見ることができます。
『PEANUTS™』の世界とエバハート氏のアーティスト性が融合した作品は、ポップな色使いとキャラクターたちのキュートな表情が魅力。思わず微笑んでしまうような、オリジナルとはひと味違ったユーモアに溢れる世界観を生み出しています。

エバハート氏は、“シュルツ氏の意志を受け継ぐ者”。これからもオリジナリティー溢れる『PEANUTS™』作品を描き続けていくことでしょう。今回の展覧会は、日本では、これまでで最も大きなものとなります。数あるトム氏の作品を間近で見られるまたとないチャンスです。

ゴールデンウィークのスタートに、エバハート氏が描く『PEANUTS™』の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
TOM EVERHART ゴールデンウィーク特別新作版画発表展
会期:2018年4月30日(月・祝)まで
会場:ヒルトン東京 ヒルトピア アートスクエア(新宿区西新宿6-6-2 ヒルトン東京B1)
開催時間:11:00~19:00(最終日17:00閉場)
※入場料無料(展示販売あり)
※イベント告知サイト(SNS含む)のページを受付にて提示すれば、1組につき1枚「Tahitian Hipsters大判ポストカード」をプレゼント。無くなり次第終了