英語教室で別人格を演じることで、何かがはじける(提供写真)

映画「オー・ルーシー!」 日米の文化の衝突と融和、笑いと皮肉ちりばめて紡ぐ


 日米の文化の衝突と融和が、笑いと皮肉をちりばめて紡がれる。東京・渋谷のユーロスペースなどで公開中の「オー・ルーシー!」は、米サンフランシスコ在住の平栁(ひらやなぎ)敦子監督(42)が初めて手がけた長編映画で、昨年のカンヌ国際映画祭の批評家週間に選出されるなど、世界的に高く評価された。来日した平栁監督は「仮面をすべて取り払ったら、文化や言葉の壁を越えて人間としてつながることができるのではないか」と語る。(藤井克郎)

 主人公の節子は40代のパッとしないOLだが、英語教師から「ルーシー」と呼ばれて親しくされることで何かがはじける。やがて帰国した教師を追う形でアメリカに飛び立った節子は、日本では想像もできないような大胆な行動に出る。

 「節子にルーシーというキャラクターを与えることで、本来の自分が出てくるんじゃないかと思った。演じるというのは、他人になるのではなく、自分の新しい一面を見つけることなんだと気づいたんです」

 こう語る平栁監督は、当初は俳優を目指していた。高校2年生で親元を離れ、一人で米ロサンゼルスに留学。ハリウッドに日本人俳優がいないというのが理由だった。「私が変えてやらなきゃという勝手な正義感ですね。若気の至りです」

「一生映画を作り続けたい」と話す平栁敦子監督(藤井克郎撮影)


続きは、http://www.sankei.com/entertainments/news/180504/e...





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