殴ったり、ぶつかったり、絡み合ったり。肉体の衝突を基本に、即興パフォーマンスを繰り広げるアーティスト集団、コンタクトゴンゾ。ダンスとアートの境界を越え、国内外の芸術祭で引っ張りだこの存在だが、いったい彼らの何が人を引きつけるのか。その魅力を多角的に紹介する企画展「フィジカトピア」が東京都渋谷区のワタリウム美術館で開かれている。(黒沢綾子)
ルール無用、勝敗もなし。ただ男たちが組んずほぐれつ絡み合い、倒されてはまた立ち上がる。今月初旬、同展の関連イベントとして、メンバーらによるパフォーマンスが近くの体育館で披露された。
ギターの即興演奏に、体と体の接触音などが混じる。バスケットボールや使い捨てカメラといった小道具も駆使され、フラッシュの光が互いを幻惑する。
