アジアのトップレストランを格付けする「Asia’s 50 Best Restaurants(アジアのベストレストラン50)」。今年で10年目を迎えるこのアワードが、3月29日(火)に、東京・丸の内のパレスホテル東京で開催された。通常の授賞式は、アジアの1カ国でのリアルイベントだったが、海外への渡航がまだまだ難しい現状を考慮して、昨年に引き続き今回もライブビューイング形式で、東京・バンコク・マカオの3会場にて同時開催。東京会場には、シェフをはじめとする飲食関係者、マスコミなど約200名以上が集まり、その結果に注目が集まった。

今回のアワードにあたり、投票権が与えられたのは、アジア全域のシェフやマスコミなど、総勢318人。投票者はひとりにつき1年半以内に訪れた自国・国外を合わせて最大8店に投票し、多く票を獲得したレストランが表彰されるというもの。式典に先立って、東京会場では日本における注目のシェフをゲストに迎えたトークショー「#50BestTalks」を開催。それぞれの料理と向き合う姿勢や、食のサステナビリティについてなど、シェフが大切にしているさまざまな思いが語られる時間となった。

画像提供/Asia’s 50 Best Restaurants公式サイト
トークショーを終えると、ライブビューイングによる「アジアのベストレストラン50」の発表の時間に。このアワードが始まって10年目となる今年は、日本から過去最多のレストランがランクイン! しかも、トップ10には3件の日本のレストランが選ばれ、なんと東京のレストラン「傳(でん)」が1位に輝いた。気になるレストランランキングは、次の通り。
■「アジアのベストレストラン50」1〜10位の受賞レストラン
1位 東京 傳(でん)
2位 バンコク Sorn(ソーン)
3位 東京 Florilège(フロリレージュ)
4位 バンコク Le Du(ル ドゥー)
5位 香港 The Chairman(チェアマン)
6位 大阪 La Cime(ラ シーム)
7位 バンコク Sühring(ズーリング)
8位 シンガポール Odette(オデット)
9位 香港 Neighborhood(ネイバーフッド)
10位 バンコク Nusara(ヌサラ)
■「アジアのベストレストラン50」11位以下の国内の受賞レストラン
11位 東京 茶禅華(さぜんか)
13位 東京 Ode(オード)
14位 和歌山 Villa Aida(ヴィラ アイーダ)
15位 東京 Narisawa(ナリサワ)
17位 東京 Sézanne(セザン)
36位 福岡 La Maison de la Nature Goh(ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ)
42位 東京 été(エテ)
43位 京都 cenci(チェンチ)

画像提供/Asia’s 50 Best Restaurants公式サイト
今回1位を獲得した「傳(でん)」は、『世界のベストレストラン』にもランクインした実績のある、東京・神宮前の高級日本料理店。旬の食材を駆使し、伝統料理を新しい切り口で発信し続けている名店だ。3位には、昨年7位からの躍進を見せた、青山のフレンチレストラン「Florilège(フロリレージュ)」。6位には、斬新なコンテンポラリーフレンチに定評がある大阪の「La Cime(ラ シーム)」が入賞した。アジアのベストレストラン50を通して見ると、東京のレストランは7店舗も受賞を果たしたことになる。

部門賞「Highest New Entry Award」の受賞を果たした「ヴィラ アイーダ」のオーナーシェフ・小林寛司さん。
画像提供/Asia’s 50 Best Restaurants公式サイト
さらに、部門賞に輝いた日本のレストランにも注目したい。14位にランクインした、和歌山県岩出市にあるイタリアンレストラン「Villa Aida(ヴィラ アイーダ)」は、50位以内に初入賞したレストランに贈られる「Highest New Entry Award」を受賞。42位の「été」のオーナーシェフ・庄司夏子さんは、「アジアの最優秀女性シェフ賞」の受賞を果たした。世界が認めた味とおもてなしは、この先も多くの人に感動を与えていくだろう。レストランやシェフの今後の動向に、引き続き注目していきたい。

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