今シーズンが終わった直後 の6月初旬に話を聞いた。「シーズンが終盤に近づく につれて、“ 強豪チームの仲 間入りができている”という 感触がありました」 photo: Kazumasa Harada text: Jun Asami( EATer)

Bリーグの注目選手にクローズアップ!コートの外で。京都ハンナリーズ 岡田優介さん①

コラム

 プロバスケットボール選手、彼らの素顔を、そっと垣間見る。

コートの中も外も、アクティブに

 「バスケは経験のスポーツ」。そう語るのは、今年でプロ11年目を迎えた岡田優介選手。一昨年に、京都ハンナリーズに移籍し、得意の3Pシュートと豊富な経験を生かした、計算されたプレーで今シーズンはチームを初の決勝リーグへと導いた。ただ、彼が積み重ねてきた経験は、コートの中だけに留まらない。実は、岡田選手は公認会計士の資格を持ちながら、スポーツバーのオーナーという一面も持つ。

 「バスケも、公認会計士の業務も、オーナーの仕事も、どれも100%でやっています。何をやっても、原理・原則は一緒だと思っています。けれど、なんだかんだ言っても、プレーするのが好きですね」

 さまざまな活動の中で、いまは3人制のバスケットボール「3×3」がおもしろいという。「3×3」のプロチーム「TOKYODIME」選手兼オーナーとしても活躍中だ。

 「最後のコンマ1秒まで結果が揺れ動くスリルはバスケならでは。『3×3』はそれがさらに増すので、選手側にとても緊張感があります」

 目まぐるしい活動にも見えるが、本人はいたってマイペースだ。

 「オンとオフの区別がないんです。好きなことなので、仕事をしている感覚がないですね。たまの息抜きには、家から車を走らせて、嵐山に行きます。川も山も近くて、散歩するだけでも、いい場所なんです」

 仕事と休みの境目をつくらず、日々のアクティブな原動力として、“ 日本でバスケットボールをメジャースポーツにしたい”という想いがある。

 「これからも、楽しいと思えることには、どんどんトライしていきたいですね」

 

 明日からWEBのみのEXTRA版:持ち味を発揮した最終盤の3P


 

©KyotoHannaryz/B.LEAGUE

京都ハンナリーズ

岡田優介

おかだ ゆうすけ

 2007年にトヨタ自動車アルバルク( 現 アルバルク東京)へ加入。2009年には日本代表に初選出され、翌年、「公認会計士試験」に合格。その後、2016年より京都ハンナリーズに移籍。積み重ねてきた経験を生かし、チームを引っ張る

from:東京都
birthday:1984年9月17日
height:185cm
weight:80kg

 


favorite

 選手兼オーナーを務める3人制バスケットボールのプロチーム「TOKYO DIME」と、スイスの時計メーカー〈Tendence〉がコラボした、世界に30本しかない限定ウォッチ

TOKYO DIMEの試合日程はこちら!

3x3 PREMIER.EXE 2018  関東南カンファレンス
【Round.6】8月5日(日)@大森ベルポート
【Round.7】8月18日(土)@大森ベルポート
【Round.8】8月26日(日)@ダイバーシティ東京プラザ

 


京都ハンナリーズ

 Bリーグ初年度は苦戦を強いられたが、17-18シーズンは7人の新戦力を迎え、年間で5割以上の勝率を保ち、西地区2位に。初の決勝リーグでは、怪我人が出るなどフルメンバーで戦うことが叶わず、2代目王者となったアルバルク東京に敗北を喫した

設立:2008年
ホームアリーナ:ハンナリーズアリーナ
マスコット:はんニャリン
https://hannaryz.jp/

岡田選手の試合情報はこちらからhttp://www.bleague. jp



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