チームファーストに動く、琉球の次代のリーダー
「沖縄に来た初日、雨上がりで湿気がすごく、サウナみたいに暑くて…。俺、ここでやっていけないかもって(笑)」
そう笑いながら話してくれたのは、今季から沖縄ゴールデンキングスに加入した須田侑太郎選手。昨季までは、栃木ブレックスに所属していた。リーグの全65試合に出場し、献身的なディフェンスでチームの優勝に貢献したことも記憶に新しい。
北海道出身の彼は、沖縄の夏の気候に困惑しつつ、時には熱中症を乗り越えながら徐々に慣れたという。いま沖縄での暮らしで一番のお気に入りは、沖縄そば。「食べれば食べるほど、おいしく感じる」そうだ。行きつけは、チームで古くから通っているという沖縄そばのお店。気候に慣れるよりも早く、チームへはすぐに溶け込んだ。
「琉球は、メリハリのあるチーム。リラックスするときはリラックスして、やるときは、やる。気持ちの切り替えの早さが、試合でもよい結果に結びついています」
例えばプレー中にチームメイトが倒れてしまったら、全員で助けに行く。琉球戦でよく見られる風景だ。「いい雰囲気でバスケができていますね。練習も、試合も」と笑顔で語る。現在琉球ゴールデンキングスは、西地区で2位に差をつけて首位を独走している。目標はもちろん優勝。昨年の優勝経験から、自身の新たな目標も見つかった。
「栃木には田臥さんをはじめ、たくさんのリーダーがいた。そういうチームが強い、優勝するチームだと思います」
いまの目標は、個人の結果や数字を気にせず、チームファーストなプレーができるチームリーダー。琉球の次代のリーダーは、縁の下からチームを優勝へと導く。
《favorite》

昨年7月から愛用しているサングラス。「基本的には車移動なのですが、日差しが眩しすぎてサングラスをかけるようになりました。僕もだんだん沖縄に染まっています」
<すだ ゆうたろう>
from 北海道
birthday 1992年1月3日
height 187cm
weight 87kg
東海大学付属第四高校、東海大学を経て、2014年にインアクティブ選手として栃木ブレックスに入団。昨シーズンは定評のあるディフェンスで栃木のBリーグ初優勝に貢献する。ポジションはスモールフォワード。今季から、琉球ゴールデンキングスへ移籍

≪琉球ゴールデンキングス≫
沖縄を拠点とする初のプロスポーツクラブとして地元の熱烈な支援を受け、ホームアリーナの熱量はリーグ内でも屈指。昨季は、運動量と連動性で試合に競り勝つ「走るバスケ」を徹底し、西地区2位。今季は、地区で唯一の勝率7割超えで、1位を突き進む
設立:2007年
ホームアリーナ:沖縄市体育館
マスコット:ゴーディー
須田選手の試合情報はこちらからhttps://www.bleague.jp/schedule/
★メトロポリターナ誌2月号に掲載