横浜市民も利用するチームの練習場、「たきがしら会館」の近くで撮影。「9月から、練習場まで歩いてすぐのところに住み始めました。この後、替えのユニフォームを取りに帰ります(笑)」

Bリーグの注目選手にクローズアップ! 横浜ビー・コルセアーズ 田渡凌

コラム

ルーキーは、ストイックに燃える

 口笛を吹きながら、田渡凌選手はゆっくりとした足取りで現れた。すれ違うチームメイトと、冗談を交わす。アメリカの大学を卒業してチームに加入したのは、ほんの3カ月前。その存在は、ルーキーとは思えないほどすでにチームに溶け込んでいる。

 田渡選手がバスケを始めたのは3歳の頃。高校時代のチームは、父親が監督だった。2人いる兄もBリーグの選手という田渡家は、スポーツマン一家らしく礼儀を重んじていたという。「礼儀正しく、ということを家でも厳しく言われながら育ちました。それがバスケにも生きている。コートの中でも外でも、いい加減なことをすれば、プレーに支障が出ると思っています」。だから、コートの外でも自分を律し、シーズン中は酒を飲まない。休日も、羽目を外すことなく一人で過ごすことが多い。息抜きは、映画を見たりヨガをするくらい。常にバスケットのことを考え続けているのだという。「試合が終わったら遊びに行きたいという気持ちはもちろんあります。でも無理ですね。僕にはできないんです(笑)」

 横浜は昨シーズン、B1の残留プレーオフを経験し、今季も苦戦を強いられている。「いまはチームが噛み合ってないだけで、ポテンシャルを発揮できれば勝てる力は絶対にある。勝つためのリズムを早くつかむことが今の目標です」。彼は明言する、横浜を勝たせるためにやってきた、と。個性的な選手たちを、いかに一つにまとめるか。それがポイントガードである自分の役割だと、24歳のルーキーは言葉を続ける。「ひとつでも多く勝ちたい。これから戦う試合は、すべて勝つつもりです」。巻き返しの狼煙は、背番号21から上がる。

 

《favorite》

ジャスティン・ビーバーなど、海外アーティストからも注目を集めているドメスティックブランド《XXIII》のスタジアムジャンパー。「元トレーナーに教えてもらって、すごく好きになりました」

 

 

<たわたり りょう

from 東京都

birthday 1993年6月29日

height 180cm

weight 82kg

名門・京北高校のエースとして1年生から活躍し、U16、U18で日本代表に選出。その後アメリカに渡り、オローニ・カレッジ、ドミニカン大学で主将としてプレーをする。2017年より横浜ビー・コルセアーズに加入し、現在は2人の兄とともにBリーグで活躍中

 

≪横浜ビー・コルセアーズ

神奈川県横浜市を本拠地とし、ホームアリーナは横浜国際プール。チームカラーは濃紺で、マスコットキャラクターは海から生まれた少年のコルスくん。市民の生活に「近い」、地域密着型のチームとしても愛されている。それぞれが培ってきた経験で、勝利を狙う

設立:2010年

ホームアリーナ:横浜国際プール

マスコット:コルスくん

https://b-corsairs.com

田渡選手の試合情報はこちらから https://www.bleague-ticket.jp/index



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