クリスマスの盛り付け例:和のエッセンスを
藍色と白という色み、さらに、サイズ感をある程度統一させた豆皿をチョイス。一方、チーズは三角や丸、拍子木型など、さまざまな形にカットしました。
種類別に盛ってあるので、「これも一口、あれも一口」とつまみやすいのも、“豆皿&チーズ”の魅力です。
ヒイラギ柄の手ぬぐいに、本物のヒイラギを添えた金属のトレイをベースにしていますが、ヴィンテージ感や、少しひと肌感があるものを使うことで、窯元の皿とも調和しています。

お正月の盛り付け例:ネオジャパネスクに
黒い漆塗りのベースに、白と青という色のトーンのみ統一させ、さまざまな形の皿を使用。赤い漆塗りの盃を組み合わせて、変化を出しています。
正月飾りに使われるウラジロ(シダ)や餅花を敷き、和の世界感をしっかりと表現しながら、形のちぐはぐな器を配置。遊び心ある“ネオジャパネスク”スタイルにしてみました。
チーズにも遊び心をプラス。オレンジ色のチーズは富士山型にカットし、ドライフルーツをまぶしたフレッシュチーズは、三重塔に。とろりとしたウォッシュチーズは、ガラスの器に入れて茶菓子風に仕上げました。

一足早めの大掃除をしながら、好みの器を選び、チーズとのペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
デザイン監修:盛り付けデザイナー 飯野登起子氏
チーズアレンジ:C.P.A.認定チーズプロフェッショナル 佐野嘉彦氏