2015年6月に渋谷区神宮前にオープンした「DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO(ドミニクアンセルベーカリートウキョウ)」。世界各国の伝統菓子をアレンジしたスイーツの数々は、どれも「かわいい!」と声に出してしまうほどユニークで、パーティーで盛り上がること間違いなしです!
ニューヨークで11年11月に誕生したこの店では、“ニュージェネレーションベーカリー”をコンセプトに、クリエイティブなメニューが続々登場。クロワッサンとドーナッツを融合させた「クロナッツ®」はまさにその代表例で、発売された13年には、タイム誌で「最高の発明25選 2013」に選ばれました。その後も「常にどんどん新しい創造をしていくこと」を信念にメニューを考案。6~8週間毎に新たなメニューがお目見えするそうなので、新商品をすぐにチェックできるよう常にアンテナを張っておきたいものですね!
そんなドミニクアンセルベーカリーから、この冬に登場するホットで遊び心溢れるお勧めスイーツを紹介します。まずは、クリスマス限定メニューから、日本限定販売の「Oden Buche(おでん)」。見た目はどこからどう見てもはんぺん、卵、ちくわが串に刺さった3種の「おでん」。しかし、その正体はケーキなんです!三角形のはんぺんに見立てているのは、濃厚なレアチーズケーキ、味の染み込んだ煮卵はキャラメルムースの中に柚子クリームが入った驚きのスイーツ、ちくわはマロンのブッシュ・ド・ノエルになっています。パーティーで切り分けられる大きなサイズだけでなく、ひとりでも楽しむことができるかわいいサイズのものもあるので、様々なシチュエーションに対応できます。

次は、寒い冬に食べたいホットスイーツ。フランス産のチョコレートを使用した濃厚なホットチョコレートは、かわいらしい仕掛けとともに提供されます。ホットチョコレートの上に落とした瞬間に開くマシュマロの花。驚きと喜びを感じることができる幸せなドリンクです。マシュマロの花は全部で4種類あり、定番のホワイトフラワーに加え、ラズベリーピューレの入った紫色の花、ひまわりをイメージした黄色の花、ガナッシュの周りに結晶のようなザラメを施した赤と白の花。どのお花が咲くのかはでてくるまでお楽しみです。友だちみんなで色とりど花が咲いたカップを囲み、写真を撮るのも楽しいかもしれません。

マシュマロの花が咲く、かわいらしいホットチョコレート
そして、立体的に作られたチュロスの「チュロ デュオ」は、直線にすると1メートル以上の長さになるボリューム満点の一品です。スペインの伝統的なお菓子でアメリカでも大人気のスイーツですが、ここでは白ごまと黒ごまの2種類のフレーバーを同時に味わうことができ、日本風にアレンジされているのも新しいです。アクセントとしてソルトキャラメルソースを付けて食べれば、ごまの香ばしさが引き立ちます。

和風の味にアレンジされた新感覚チュロスです
さらに、本国でも大人気の「マジック スフレ」(1枚目写真の中央)が今年も登場。星が描かれたポップなデザインのこちらは、とろけるチョコレートをふわふわのチョコレートスフレが包み、その周りをオレンジ風味のさくさくブリオッシュで閉じ込めたホットスイーツです。大きなキューブ1つで“さく、ふわ、とろ”が一気に味わえるそうなので、気になった人はぜひ一度その食感を体験してみて下さい。
1月には、新年を祝うニューイヤー・ペイストリーとして、フランスの伝統的な「王様のお菓子」ガレット・デ・ロワも発売される予定。フランスでは、これを家族や友人と分け合って食べる習慣があり、ケーキの中に隠れている“フェーヴ”と呼ばれる当たりを引き当てた人は、その年に良いことがあると言われています。ドミニクアンセルベーカリーでは、このフェーヴとしてアーモンドの粒を隠し、勝者用の王冠もセットで付いてくるそう。新年のスタートに家族でわいわい食べたいスイーツです。
日々、新しいユニークなメニューが続々と誕生するドミニクアンセルベーカリー。おいしいだけのスイーツじゃつまらない!と感じている人には手土産としてもオススメです。
◆おでん:3800円(大) 12月20日~25日(予約受付中)、550円(小) 12月1日~12月25日発売
◆ホットチョコレート:800円 11月5日~発売
◆チュロ デュオ:900円 11月19日~発売
◆マジック スフレ:850円
◆ガレット・デ・ロワ:2000円(13cm)、3000円(18cm) 1月1日~発売
※価格はすべて税抜き

季節にあわせた入口のウィンドウディスプレイもかわいらしくお出迎えしてくれます
DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO
渋谷区神宮前5-7-14
TEL:03-3486-1329
<営業時間>10:00~19:00
<定休日>なし