ウツボラ[目が離せない、このドラマ]

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忖度なしの社会派作品や目が離せないミステリー。WOWOWのドラマは、おもしろい。この春注目の作品をインタビューとともに紹介!


ウツボラ

3月24日(金)放送・配信開始
毎週金曜午後11:30
※第1話無料放送(全8話)

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STORY

 ある日、謎の死を遂げた美しい女性、「朱」。彼女と入れ替わるように、「朱」の双子の妹と名乗る「桜」が、人気作家・溝呂木の前に現れた。実は溝呂木は、「朱」の小説『ウツボラ』を盗用していたのだ。『ウツボラ』の原稿を持つ「桜」は、溝呂木にある提案を持ちかける。やがて深い闇へと追い詰められていく溝呂木。一方で、刑事たちは「朱」の死の真相を追っていた。果たして、事件の真相とは。怪死事件とひとつの小説をめぐって、物語は思いもよらない結末へと向かっていく。

漫画家・中村明日美子が描いた官能的な心理サスペンス

 同じ顔をした2人の女と、書けなくなった小説家。この3人をめぐる物語は、女の1人が自殺するところから始まっていく。男は盗作した小説とともに、残された女に翻弄される。女は何者なのか。なぜ男に近づいたのか。小説を書いたのは誰なのか…。いくつもの謎を抱えながら、『ウツボラ』という物語は進んでいく。原作の漫画は、いまから10年以上前に発表された。作者の中村明日美子は、当時をこう振り返る。

 「最初に考えていた構想は、描き進めていくうちに変わっていくもの。この作品も、伏線をはって緻密につくり込んでいる部分もあれば、勢いで描いたところもあるんです。だから当時は、整合性が取れているか、すごくヒヤヒヤしながら描いていました(笑)」

 そんな『ウツボラ』がドラマ化される。2人の女を演じるのは、前田敦子だ。

 「表情の変化があまりないけれど、突然感情が弾けたりもする。難しい役だったと思います。動きのある演技が少なく、前田さんが持つ魅力に頼る部分が大きかった。まずは第1話で、彼女が「チーズケーキ、食べていいですか?」と言うシーンはぜひ見てほしい。とても破壊力がありますから(笑)。苦悩し続ける小説家の役も、北村有起哉さんじゃないと無理だった。彼自身が滲ませる、作家性や優しさみたいなものがあったからうまくいったのだと思います」

 ドラマ化されるにあたって、原作にはなかったシーンも新たに書き足されている。

 「ドラマ化されて、原作よりも良くなっている部分もあります。ひとつの作品が、いろいろな角度で再構築される。これは幸せなことだなと思いました」

 物語の最後に待っているのは、救済なのか絶望なのか。謎は果たして解けるのか。最終話まで、目が離せない。

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©中村明日美子/太田出版


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