ファンケルならではの強みをいかし女性の悩みや不安に寄り添う


不安・不便・不満......
『不』のつく言葉をなくしたい

 忙しさに追われるほど、体や心の小さな不調は後回しになりがちなもの。誰かに相談したくても、仕事の場では言いにくいし、家族やパートナーにも説明しづらいという人も多いのでは。

 ファンケルでサステナビリティを担当する新村彩さんは「ファンケルは不安・不便・不満といった『不』のつく言葉を世の中からなくしたいと強く思っています」と創業当時からの理念を語る。1970年代、創業者が無添加化粧品をつくったのは、妻の肌荒れの原因が化粧品の防腐剤などが影響していると突き止めたからだった。1人の女性の『不』をきっかけに始まった会社だからこそ「女性の悩みは個人の問題というだけでなく、社会課題なんだと受け止めています」。

 美と健康の商品だけが強みではない。通信販売から始まっただけに、悩みを決めつけず、感じ方や好みの違いまで聞き出して一人ひとりに向き合う
顧客応対のノウハウを持ち「サービス面での『不』の解消も大切」と強調する。


『不』を解消するセミナーで広がるつながり

 化粧品からスタートしたこともあり、ファンも従業員も女性が多いファンケル。ホルモンバランスの変化、ライフステージの移行、日常のストレスや乱れた生活習慣の悩みなど、女性の『不』に寄り添う社風は今も続いている。

 そこで、女性の健康課題に関するセミナーを開始。「誰にも言えない孤独感や、正しい情報の見分けがつかないといった悩みはますます強まっています。そこで製品だけではなく、リアルな対話の空間をつくることにしました」。更年期世代の女性が同じ悩みを持つ人たちと出会う場、がん患者のアピアランスケアや、シニアが目の健康について楽しく学ぶ場など・・・・・・。

 「ものを売る場だけではありません。参加してくださった方とのつながりと『不』の解消が、いちばん大切だと思っています」と新村さんは言い切る。自治体や協力先とともにセミナーを共同開催することで、コミュニティが交わり、接点のなかった人たちにも情報が行き届いていく。現在は神奈川県中心だが、今後もステークホルダーの課題に向き合いながら、活動の輪を広げていく考えだ。

 「若年期からシニアまで、これからも女性が健やかに年を重ねる時間に寄り添い続けます」

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株式会社ファンケル
広報・サステナビリティ本部
副本部長
新村 彩さん


ファンケルが展開する幅広い年代にわたる女性のサポート

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キッズスキンケア講座

 子どもの肌は大人より繊細。クイズで学んだり、洗顔と保湿の前後で水分量を測ったりしながら、親子で正しい洗顔・保湿の方法を身に付ける。肌を大切にする気持ちを伝え、家でもケアを続けられるきっかけになっている。

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アピアランスケア

 がん治療に伴う外見の変化に寄り添うアピアランスケアのセミナーを神奈川県などとともに開催。治療中も前向きに働き、生きるヒントを届けている。情報サイト「Nagomi time」でもケア方法やスタイリングなどのヒントが満載。

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メノポーズアクション

 身近な理解者が少ない更年期の悩み。「更年期をひとりにしない」をテーマに、医師の協力のもと、ホルモン変化が心・体・肌に及ぼす影響を解説する100人規模のセミナーや、ウェブサイトを展開。自治体とも連携し、身近な場所で学べる機会を拡大している。





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