今年、東京での桜の開花は3月26日、見頃は4月初めとの予想ですが、一足先にお花見を楽しみませんか。
現在、花のアートイベント「FLOWER by NAKED(フラワーズバイネイキッド) 2017-立春-」が、中央区日本橋のCOREDO室町1で開催されています。映像演出などを使った空間の総合的演出を手がけるNAKED(ネイキッド)が、華道家の勅使河原茜さんとファッションデザイナーの丸山敬太さんとコラボし、プロジェクションマッピングや映像、生花、造花、オブジェなどで「日本一早いお花見」を表現しています。
会場は7つのエリアに分かれ、それぞれ違ったテーマの演出となっています。
第1のエリア「BIG BOOK, BIG FLOWERS」、(ビッグブック、ビッグフラワーズ)では、入り口に約2m×3mの巨大な本と造花のオブジェが飾られ、さまざまな画像に変化していく本の1ページ1ページに魅了されます。まるで、「不思議な国のアリス」の世界に入り込んでいくかのようです。

第2のエリアは「MOSAIC FLOWERS」(モザイク フラワーズ)。壁に咲く花の映像は、目の前に立っている見学者のために、バラやパンジー、カラーなど27種類の花の中から選ばれた1輪。花言葉も表れます。これらは花占いをモチーフにしているとのことです。

第3のエリアは「DANDELION CLOCKS」(ダンデライオン クロックス)で、インタラクティブアート(観客参加型アート)を体験できます。誰しも子供の頃にタンポポの綿毛を吹いて遊んだことがあると思いますが、これを元に考え、高さ約6mもある透明の筒状オブジェの中にあるたんぽぽに見学者が息を吹きかけると、映像の綿毛が巻き上がるシーンを作り出しています。周囲にある半透明の壁にも舞い上がる綿毛が映し出され、息を吹きかけた人も、離れたところから見ている人も、思わずうっとりしてしまいそう。

冬の花園が表現された「FROZEN FLOWERS」(フローズン フラワーズ)エリアでは、床にオブジェやブリザーブドフラワーを設置。そこに光が流れ込み、広がっていくインスタレーションを見学できます。
竹をふんだんに使ったダイナミックさの中に、繊細さ、しなやかさ、力強さを感じることができる第5のエリア「立春」。NAKEDといけばな草月流、四代目家元 勅使河原茜さんとのコラボ作品で、圧倒されそうな迫力と和の雰囲気が感じられます。

本物の桜、600枝と特殊な和紙を桜の花に型抜きした巨大な桜のオブジェが天井に広がるのは「桜彩(おうさい)」エリア。プロジェクションマッピングで桜の花びらが舞い、ファッションデザイナーの丸山敬太さんが制作した「春の精霊」のドレスが展示されています。幻想的な雰囲気の中で、設置されているカウンターバーではオリジナルカクテルや日本酒、スイーツを注文することができ、スタイリッシュなお花見を味わえます。
最後のエリアは、試験管やボトルが並ぶ実験室を再現した「“THE SECRET” Of The Secret Garden」(ザ・シークレット・オブ・ザ・シークレットガーデン)です。会場内の展示作品が、この実験室で作り出されたかのようなエリアになっています。

NAKEDの代表 村松亮太郎さんは「この展覧会はデジタル的であり、テクノロジー的でもあり、それでいて本物の花や各ゾーンに合うように調合した香りなどのアナログ的要素もあります。これらの全てのカテゴリーをコラボして都会ならではのお花見のアートとなっています」と説明しています。
2月24日のプレミアムフライデーには、全国5地域の日本酒の飲み比べができるスペシャルチケット(2000円)を発売し、「桜彩」エリアのバーで楽しむことができます(26日まで)。
本物の桜が開花する前に、日本橋でアーティスト達の作り出す都会のお花見を体験してみませんか。
FLOWER by NAKED 2017-立春-
開催場所:日本橋三井ホール(中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1、5階)
開催期間:3月20日(月)まで
開場時間:午前10時~午後8時
入場料:大人(高校生以上)1400円/小人(小・中学生)900円