『大正時代の 身の上相談』 編:カタログハウス 680円 ちくま文庫  『中島らもの特選 明るい悩み相談室 その1 ニッポンの家庭篇』 著:中島らも 460円 集英社文庫

《いか文庫 本日は閉店なり》悩みは本で解消しようじゃなイカ?


エア本屋の「いか文庫」。閉店後の店内で交わされる店主とバイトちゃんのイカした会話、本のお話。

バイトちゃん(以下 バ) :今日もおつかれさまでした!

店主(以下 店) :おつかれさまー!

バ:あの… 突然ですが、店主は悩みってありますか?

店:え! 急にどうしたの!? 超あるけど!

バ:超あるんですか!?

店:うん…。でも、なんで急に?

バ:お悩み相談に答える本って、たくさんあるなぁと思って! 面白い本を見つけたんですよ。これです、『大正時代の身の上相談』。

店:大正時代?

バ:テレビやラジオ、雑誌なんかでお悩み相談のコーナーってよく見かけるけど、起源は大正時代の新聞なんだそうです。

店:へぇ! 知らなかった!

バ:この本は、大正時代に新聞へ寄せられたお悩みをまとめたものなんです。

店:どんな悩みを抱えてるの?

バ:小学生男子からの”おしりが大きくて困ってます“とか、”記憶力が悪くて、テストで良い点とれません“といったお悩みとか!

店:わはは!

バ:多いのが恋愛に関するお悩み。”恋をとるか友情をとるかで悩んでます“とか、”不倫をやめたいのに、やめられないんです“とか。

店:あれ? なんか、今とあんまり変わらない?

バ:そうなんですよ。私もそこにびっくりして! 大正時代のお悩みと、それに対する回答も面白いのですが、この本の作者(現代人)のツッコミも秀逸でおすすめです!

店:ますます気になるー! お悩み相談本といったら、私はこれかなぁ。『中島らもの特選明るい悩み相談室』。

バ:らもさん!

店:独特のらもさん節で、読者から投げかけられるお悩みに答えるんだけどね、気になったのは、”娘の恋人の読書歴をいきなり尋ねるお父さんに困ってる“っていうお悩み。本屋だけに、そういうお客さん、もしかしているかも…? って思っちゃって。

バ:うちの父親そうなんですよねぇ。

店:え! そうなの!?でも私も人の家に行くと、ついつい本棚見ちゃうな…。

バ:私も会うたびに父から何を読んでいるか聞かれますし。

店:なんと! ちなみにこの本、お悩み全部にイラストがついてるんだけど、それを描いてるメンバーが豪華なのも見所なんだよ。らもさん自身も描いてるし、みうらじゅんさんとか、西原理恵子さんとかも。

バ:わぁ! 本当に豪華!

店:お悩みって永遠に尽きないだろうけど、こういう本を読んだりして楽しくつきあっていけたら、いつのまにか元気になれそうだよね。

バ:店主もぜひ本を読んで、「超ある」お悩みを解決していかないと。

店:はい! じゃあお店のお悩み相談の本、片っ端から読んでみます!

バ:えっ、今から!?


いかぶんこ

 お店も無いし、商品も無いけど、日々どこかで開店しているエア本屋。本と本屋が好きな店主と、イカが大好きなバイトちゃんの2人で、今日もどこかで開店中

http://www.ikabunko.com





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