店主(以下 店):バイトちゃん、おつかれさまー。今日はもう秋!って感じの空だったね~。
バイトちゃん(以下 バ):店主、おつかれさまです。もう秋かぁ。秋といえば...。
店:栗!!!!!
バ:返事が早い!店主は年々栗好きが加速していますね
店:4年前までは嫌いで全然食べられなかったのに、不思議だよね~。
バ:栗といえば、私はやっぱり栗ごはんが好きです。漫画『きのう何食べた 』では巻においしそうな栗ごはんが登場しますよ!
店:栗ごはん! 私も好き!
バ:この漫画はゲイの主人公とそのパートナー、彼らのまわりの人間模様を食事風景とともに描いた作品なんですけどね。主人公がつくる栗ごはんは、栗の量とごはんの量がほぼ同じくらいの割合なんですよ。
店:夢のような栗ごはんだ
バ:味付けは適度な塩と酒、あとは栗の甘みだけだそうです。
店:栗の甘みだけで美味しい...なんて幸せなんだ~。
バ:しかもメインのおかずに、さんまの塩焼きをつけていて。最高な秋の夕ご飯だ!って感動しちゃいました。
店:そうそう、栗ごはんといえば、最近、栗ごはんが嫌いっていうエッセイを読んでしまったの!
バ:え? 嫌い?
店:角田光代さんの『今日もごちそうさまでした』の中にあるんだけど、何度食べても栗ごはんが好きになれないんだって。その理由のひとつが、「口の中の水分を取られる」から。私が栗を嫌いだった理由とまったく一緒なんだよね。
バ:栗ごはん以外も苦手なのかな。
店:昔は栗きんとんも天津甘栗も好きだったけれど、今はそうでもないって。悲しい...。
バ:あらら...。
店:でも、モンブランは好きみたい。「モンブラン食べたい」と思ったら、夏が終わって、秋が来たって思うんだって。私もコンビニとかで栗のお菓子を見つけると、いよいよ秋か~って思うから、そこも一緒だ!って思ったよ。
バ:でも、モンブランも水分を取られる気がするけど...。
店:モンブランなら何でもいいわけじゃなく、お気に入りのお店のものを食べるらしいよ。あ、あと、この本のあとがきに「食べられなかったものを食べられるようになったときには、ダイナミックな感動がある」っていうところがあってね。私も栗が食べられるようになった瞬間、感動して泣きそうになったから、ものすごーく共感したの。食べることが大好きな人にオススメしたい冊です。
バ:たしかに、店主の「栗嫌い」から好きだったけれど、今はそうでも「栗好き」の反動はすごかった!毎日毎日、栗を食べていましたもんね。
店:栗の次は、読まず嫌いの本も克服したい!栗だけじゃなくて、 読書の秋も満喫するぞー!