『信長協奏曲』 著:石井あゆみ 457円 小学館 ⓒ石井あゆみ/小学館 ゲッサン 『重版出来!』 著:松田 奈緒子 552円 小学館

《いか文庫 本日は閉店なり》マンガの実写化、イカが?


エア本屋の「いか文庫」。閉店後の店内で交わされる店主とバイトちゃんのイカした会話、本のお話

バイトちゃん(以下 バ):エア本屋いか文庫、閉店いたします。

店主(以下 店):お疲れさまー。早速だけど、この漫画ください!

バ:『信長協奏曲』だ!

店:ドラマと映画にドハマりしちゃって。原作も読み始めたよ。

バ:どんなお話でしたっけ?

店:現代の男子高校生サブローが戦国時代にタイムスリップして、そこで自分にうり二つの武士、織田信長に出会うの。

バ:入れ替わるんじゃなくて、出会うんですね。

店:そうなの。本物の信長は体が弱くて、自分は武士に向いてないからって城を抜け出したところでサブローと出会って、「わしの身代わりになれ」って言って、逃げる。

バ:え! 信長が?

店:信長そっくりのサブローはわけがわからないまま城に戻されて、信長をやらざるをえなくなるんだけど、勉強が嫌いだから歴史のこともわからないし、武士の作法も知らない。だから自由奔放にしてたら「うつけ」って呼ばれるようになる。

バ:それでそれで?

店:でもサブローの明るくて真っすぐな性格と、人の生き死にが激しい戦国時代に疑問を持ってうまれた「戦をやめるために天下をとる」っていう信念に動かされて、徐々に家臣たちも受け入れていくの。

バ:かっこいいなぁ…。実写化の主演は小栗旬さんですよね! 

店:そういえばバイトちゃん、ファンなんだよね。

バ:そうなんですけど…。昔、ラジオ番組で小栗旬さんにニックネームをつける企画があって、私が考えた「旬カーベル」というニックネームが採用されたんです。

店:なんと!

バ:最初はご本人もとても気に入って多用していたのに、徐々に恥ずかしくなっていったみたいで。最終的には「旬カーベルは俺の黒歴史だ!」って…。

店:黒歴史をつくった女! 

バ:いつかお会いしたら、謝罪しようと思います。

店:ドラマも映画も最高だけど、漫画も面白いよ。歴史好きじゃない人も歴史好きになるんじゃないかなぁ。

バ:今期のドラマも漫画原作のものがいろいろありますよね? 

店:コミック編集部の新入社員、黒沢心ちゃんが主人公の『重版出来!』とかね! 出版、書店業界の細かいところが垣間見えて楽しいし、心ちゃんの心意気、仕事っぷりに、清々しい気持ちにもなれる。

バ:私達も本を届ける一員として、もっともっとがんばらなきゃ! って、ドラマを見るたび、漫画を読むたび、思いますよね。

店:ドラマに漫画に気になるものが多すぎて、眠れない日々が続くなぁ。

バ:店主、営業中のあくびに注意ですよ!


いかぶんこ

 お店も無いし、商品も無いけど、日々どこかで開店しているエア本屋。本と本屋が好きな店主と、イカが大好きなバイトちゃんの2人で、今日もどこかで開店中

 http://www.ikabunko.com/





この記事をシェアする

LATEST POSTS