日本各地の海の幸を集めた食の祭典「第5回 ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル2019~全国魚市場&魚河岸まつり~」が11月14日(木)、東京・日比谷公園で開幕しました。今年も味自慢の約90店が、新鮮な魚介類を生かした丼や鍋、ラーメン、パスタなどバラエティ豊かな300品以上を出品。浜のような香りが漂う会場は、初日から多くの来場者でにぎわいました。
和の名店や本格派ビストロ、ダイナーまで一堂に
日本の食文化である魚食の魅力を伝えるこのイベント。例年人気の本マグロの三色丼やアンコウ肝鍋などの名店に加え、今回は”インスタ映え”でも有名なダイナー「#uni Seafood 六本木」が初出店しています。産地直送の魚介を、客の好みの調理法で提供する手法が話題の同店は、1番人気のメニュー「生うにの濃厚クリームパスタ」(1200円)を出品。生ウニの味わいに対し、「上質な生クリームやペーストをソースに使うことであっさり食べられるように仕上げた」(同店)という一皿は絶品でした。

神楽坂の本格派ビストロ「貝殻荘」は、エビや貝を贅沢(ぜいたく)に使ったブイヤベースを提供。仏プロヴァンスで修業した料理人が仕立てた逸品は、ムール貝とアサリという貝類と、エビ、カニの甲殻類の出汁(だし)にスパイスとしてサフランを入れ、上品な優しさを感じる味わいです。
少しはお肉も…という人にはフィッシュ&ミートマン金獅子(札幌市)の、「うにかにまみれ肉寿司(すし)」(5貫1800円)がおすすめ。北海道産の牛肉の甘みにウニやカニの風味が調和するうえ、添えられた山わさび昆布醤油の辛みがアクセントを効かせています。



会場では地ビールや日本酒などもそろい、恒例のマグロの解体ショーやライブなどのステージイベントもあるので、家族や友人らと屋外で舌鼓を打つ、なんていうのも楽しそうです。
第5回 ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル2019
会場:日比谷公園(千代田区日比谷公園1-2)
会期:11月17日まで
開催時間:11:00~21:00 ※16日(土)は10:00から。17日は10:00~18:00
入場無料。商品の購入は電子マネーか会場内で販売する1セット2000円のチケットのみで、現金は不可。
