目黒区下目黒のホテル雅叙園東京内に1日(金)、アメリカンダイニング“KANADE TERRACE”がオープンしました。
テーマは〝ニューアメリカンキュイジーヌ〟。伝統的なアメリカ料理に和の食材や巧みの技法を取り入れ、世界各国の料理とも融合させたスタイルとなっています。中でも、こだわりの窯で焼き上げるグリル料理が魅力的です。
レストランの利用はランチタイム、ティータイム、ディナータイムと3つのシーンに分かれています。
ランチタイムは、ビュッフェスタイルで約40種類の料理がズラリと並んでいます。
堅さと酸っぱさが絶妙な和洋野菜のピクルスやカリフォルニアロール、オープンサンドなどの冷製料理や、窯の前のカウンターでカッティングサービスをしてくれる肉、魚のグリル料理などの温製料理、トレビス、ルッコラ、アンディーブ、わさび菜などブッフェ形式ではなかなかお目にかかれない青物野菜の種類が豊富なサラダ。これらに加え、塩キャラメルのムースやフルーツのコンポートジュレなどのデザート、パンは、ミュズリーブレッドなど他ではあまり見かけない種類も含む7種類から選べます。



ディナータイムは、コース料理、アラカルト料理、バーメニューなどシーンに合わせていろいろな楽しみ方ができるようになっています。
牛フィレ肉のグリルには、フォアグラと西京味噌を混ぜ合わせて作ったパテをのせてあり、他では見かけないグリル料理となっています。口に入れると、ほのかな味噌の味わいが、コクを深めています。
アメリカ料理の代表的なメニューであるクラブケーキは、一口食べると、たっぷりと入ったカニの身とその食感に驚きます。おいしさを増す食感を出すために、1時間ほど水に浸した少量の玉ねぎとタラバガニの身を合わせているとのこと。隠れたひと手間が、おいしさを引き立てています。
サバとケッパーのタリアテッレは、サバをオーブンでカリカリになるまで炒め、手でほぐすことで食感を出しているそう。大葉の香りでおいしさがアップしています。



総料理長の大庭勝広さんは「料理はひと手間かけてうま味を出すようにしています。全ての素材一つ一つに味をつけ、それらを一つの皿に盛りつけたとき、味が完成するように作っています。季節も考えて食を発信していきたいです」と語ってくれました。
店内は、和のインテリアで落ち着いた雰囲気。週末、ゆったりとした気分で食事を楽しみたいときにぴったりのレストランです。


友人と話しながらゆったりと囲めるテーブルサイズ
New American Grill“KANADE TERRACE”
所在地:目黒区下目黒1-8-1 ホテル雅叙園東京 1階
〈営業時間〉
平日:ランチタイム 午前11時~午後2時30分/ティータイム 午後2時30分~午後5時30分/ディナータイム 午後5時30分~午後11時
土・日・祝日:ランチタイム 午前11時~午後4時/ティータイム 午後4時~午後5時30分/ディナータイム 午後5時30分~午後11時
料金:ランチ 平日3000円、土・日・祝3400円/ディナーコース 5000円、アラカルト800円~/バーメニュー 800円~
予約:050-3188-7570(レストラン総合案内)午前9時~午後8時
http://www.hotelgajoen-tokyo.com/archives/15141