編集部が“いま気になること”を紹介している「気ままにメトロポリターナ」。今回は、甘いもの好きな編集部員・関根イチオシの、季節のチョコレートスイーツをご紹介。和のアクセントが効いた、シェフこだわりのホテルスイーツを食べてみました。
品川/メロディア
あっという間に3月。バレンタインは終わってしまいましたが、私はいつだっておいしいチョコレートが食べたい! 私が最近食べたチョコレートスイーツの中でも、とくにおすすめしたいのが、ストリングスホテル東京インターコンチネンタル内にあるレストラン「メロディア」で販売している「春色ロリポップ」です。一般的にロリポップは棒についた飴のことですが、私にとってロリポップといえば、小学生のころ、小さな焼き菓子にチョコレートをつけて手づくりしたものを、バレンタインに友達に渡していた懐かしい思い出が…。そんなふうに気軽に手づくりするイメージをもっていましたが、ホテルのレストランがつくるロリポップは、やはり格別でした。

写真提供/ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
「メロディア」では、日本酒や柚子胡椒など、和テイストをアクセントにしたスイーツがたびたび登場しています。「春色ロリポップ」は、エグゼクティブ・ペストリーシェフの長田学さんが、春を連想させる桜からイメージをふくらませてつくったスイーツです。「桜いちご」「柚子」「よもぎ」の3種があり、それぞれの風味のフィナンシェにチョコレートがコーティングされていて、シェフのこだわりが伝わってくる感動のおいしさ。私が食べてみてとくに感動したことについて、順に紹介していきます!

1つ目は香り。よもぎのロリポップは、中のフィナンシェによもぎを塩茹でしてペーストにしたものを使っています。噛みしめるたびに広がる、フレッシュなよもぎの香りとバターの風味。柚子の皮やセミドライの苺を使ったほかの2種も、果実味をしっかり感じられるさわやかな香りです。焼き菓子で、しかもチョコレートをコーティングしているのにここまで香りが立つのは、各素材の味が凝縮されているからこそ。この豊かな香りを、ぜひ確かめてほしいです!

2つ目の感動ポイントは食感です。しっとりしたフィナンシェにパリッとしたチョコレートが合わさることで、より一層おいしく感じられました。チョコレートには、アリバ種という希少なカカオバターを使用。通常のチョコレートには焦がしバターを使うところを、あえて焦がさずに使っているのもポイントとのこと。しっかりとした甘さと濃厚な味わいながら軽い口当たりなので、大きめのアイスキャンディーのようなのに、ぺろっと食べてしまいました。

こちらはテイクアウト専用。店内でティータイムをするときは、また異なる季節のスイーツを楽しめますよ!
「春色ロリポップ」は、4月30日(土)までの期間限定で販売しています。かわいらしい見た目ながら、味はしっかり本格派。シェフによると、紅茶、緑茶、シャンパンなどと相性がいいそうなので、お好みのドリンクと一緒に食べてみてください。自分へのご褒美にはもちろん、3個セットを購入するとギフト用にリボンをつけてもらえるので、大切な人への贈りものにもぴったり。この季節ならではのスイーツで、リッチな春の味わいをご堪能あれ!

MELODIA
港区港南2-16-1
品川イーストワンタワー 26F
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル内
[TEL]03-5783-1258
[営]朝食 :6:30〜11:00(L.O. 10:30)
ランチ : 11:30〜15:00(L.O. 14:30)
ディナー:18:00〜21:00(L.O. 20:00)
※「春色ロリポップ」の販売時間は11:30〜21:00
[休]無休
https://intercontinental-strings.jp/jp