四季折々の花が咲き誇る庭。お気に入りのインテリアに囲まれた部屋。美しい季節の移ろいとともに過ごす、つつましやかな生活を夢見る人も少なくはないでしょう。華やかなイギリス貴族の家系に生まれながら、築100年以上にもなる京都の古民家で、手づくりの暮らしを実践しているベニシアさんをご存じですか?
NHKの番組でも取り上げられている彼女は、19歳で貴族社会から離れ、インドを旅した後、1971年に来日しました。そして不思議な巡り会わせで、古民家に移住してハーブガーデンを作り始め、現在も夫で山岳写真家の梶山正さんと一緒に、工夫に満ちた暮らしを送っています。
庭で育てたハーブを、料理やお茶はもちろん、シャンプーや化粧品、ワックス、洗剤、防虫剤など衣食住のあらゆるシーンに活用。ハーブを使った日用生活品のアイデアは100以上にも及び、雑誌や新聞に記事を執筆し注目を集めています。
そんな彼女の暮らしを見ることができる展覧会「京都大原の庭とキッチンから ベニシアさんの手づくり暮らし展」が松屋銀座で3月11日(月)まで開催しています。古きものを大切にし、工夫と手作りに満ちた暮らしを物語る愛用品や交流のあった人々の紹介、キッチンなどを紹介。なかでも、自らタイルを貼り付けたベンチやミモザが咲き乱れる裏庭を再現したスパニッシュガーデンは必見です。
彼女がたどってきた生き方の魅力に触れ、普段の生活に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
京都大原の庭とキッチンから ベニシアさんの手づくり暮らし展
会期:3月11日(月)まで
開場時間:10:00~20:00 最終日は17:00閉場
会場:松屋銀座8階イベントスクエア(中央区銀座3-6-1)
入場料:1000円、高校700円、中学500円、小学300円