岩手『ひっつみ鍋とむぎかっけ』
ワンタン風の「ひっつみ」と、ツルッとした「かっけ」
ひっつみ鍋は、小麦粉をこねてちぎってつくった「ひっつみ」をしょうゆベースの出汁で煮る鍋料理。食感はワンタンに近く、ごぼうやしいたけ、鶏もも肉などを入れて具だくさんで食べるのがおすすめ。かっけとは、昆布出汁でゆで、にんにく味噌をつけて食べる鍋料理のこと。地元では、そばをつかった「そばかっけ」も人気だそう!

福岡『水炊き』
クリアな出汁に潜む、かしわの濃厚な味わい
水炊きは、鶏をまるごと煮こんだ出汁で食べるシンプルな鍋。「博多かしわ水炊き」は60年以上続く伝統の鍋つゆで、透明な出汁にコク深い鶏(かしわ)の成分が凝縮されていて、鍋はもちろん、煮物やおでんの出汁にしてもおいしい。液体になったゆず胡椒「ゆずすこ」を少しつけて食べると、また違った味わいに。

高知『宗田節のちゃんこ鍋』
かつおと地鶏が香り立つ、旨味凝縮のガラスープ
高知といえば、やっぱりカツオ。でも、実は鶏ベースの出汁もおいしい。はちきん地鶏を煮込んだスープに、ソウダガツオの削り節を加えた鍋つゆがおすすめだ。田舎豆腐と呼ばれる、木綿豆腐よりも固めな豆腐も高知ならでは。特産のゆずを使ったぽん酢しょうゆで楽しんだあとのシメは、雑炊にしても、うどんにしても。
