LEGENDS!
セブン-イレブン1号店 オーナー
山本憲司 さん
1949年生まれ。豊洲で生まれ育ち、家業の酒店を継いだのち、店を改装して、1974年にセブン-イレブン1号店を開業。1993年より、セブン-イレブン記念財団理事長に就任。いまも現役で店に立ち、人材育成に力を注いでいる。
これからを生きる人たちに伝えるべきことを残し、育てていきたい
Q1. お店を経営するうえで意識していることはなんでしょうか?
「立場を問わず、従業員同士でしっかりコミュニケーションをとることです。経営陣が現場の声を聞くことは、とても大切だと感じています。セブン-イレブンでは、アルバイトさんやパートさんも含めて定期的にミーティングをし、お店の状況を共有したり、これからの営業方針について話し合ったりしています。これからもっと人材育成に力を入れていきたいですし、こんな状況ではありますが、前向きに進んでいきたい。明るい未来に向かって、みんなで頑張っていきたいですね」
Q2. 新しく入った従業員に、必ず伝えていることはありますか?
「1つは協調性です。それぞれに個人の思いや主張はあるだろうけど、この仕事はチームでやっているので、自分の意に沿わないことがあっても、お互いの意見を尊重しあってほしいということ。協調性がないとバラバラになってしまうし、お店の雰囲気も乱れてしまいます。2つ目は、原理・原則を守ること。基本的なことかもしれませんが、これをしっかり意識することがお客さんの信頼にもつながります。この2つは、うちで働いてくださる方全員に伝えています。お客さんがお店に来て商品を買ってくれることで、我々の仕事は成り立っています。世の中にはいろんな人がいるけれど、お客さんのことを大切にすれば、長く愛されるお店になると信じています」
Q3. 豊洲は、これからどんな街になってほしいですか?
「新しく開発されている施設やお店は素晴らしいものばかりで、豊洲が年々楽しい街になっているのを実感しています。これも、古くからこの街に暮らす方々が、街を大切にしてきたからこそ、できたことだと思います。土台がないゼロの状態から生み出してできたものではないですよね。だからこそ、古き良き文化を大切に受け継いで、ここに暮らす人たちの意見を取り入れながら、豊洲の街を、どんどんいい街にしていければと思います」
SPBS TOYOSU 副店長 加藤雄大 さん
お客さまの立場に立って考え、世の中の変化に順応して進み続ける山本さんの姿勢に感銘を受けました。職種は違えど、我々もお客さまにモノやサービスを提供する仕事です。お客さまに楽しんでいただける「SPBS TOYOSU」の空間づくりに努めていきたいです!
7-ELEVEN TOYOSUTEN
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