Clear「SAKE HUNDRED」/月桂冠「Gekkeikan Studio」[おいしい日本酒]

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TREND 3:START-UP

新ジャンルを切り開け!
Clear「SAKE HUNDRED」

 日本酒業界のライジングスターとも言える存在がClear社の「SAKE HUNDRED」だ。代表の生駒龍史さんは、もともと日本酒業界と縁もゆかりもなかったが、あるとき日本酒の魅力に開眼。その魅力を広めるために、まずは日本酒メディア「SAKETIMES」を立ち上げた。そうして全国の酒蔵と関係を築きながら、2018年に「百光」を発表。その際に打ち出したテーマが“高級日本酒”だ。日本酒離れが進む市場において高級酒という新ジャンルを開拓し、業界全体の発展につなげたいという思いを込めてのリリースだった。

 そんな百光は、当時1万円台後半という価格ながら人気を集め、2019年には、早くも海外で賞を獲得する。その後もアップデートを重ね、味わいに磨きをかけ続けている。

 目指すのは、誰が飲んでも美味いと感じる洗練された味わい。抽選販売には1万本に対して7万本の応募があった。品質向上と安定供給のために昨年は酒米も変えた。快進撃を続ける「SAKE HUNDRED」。歩みを進めるためなら、変化は恐れない。

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百光

高級日本酒で
百年先を、照らす光に

「誰もがおいしいと感じてもらいたい。だから、雑味のないクリアな味わいを目指しています。イメージしているのは、果物。人はみんな、果物が好きじゃないですか。果物にこそ、おいしさの答えがあると思っています」。そう語る生駒さんの言葉通りの、透き通ったピュアな甘みと酸のバランスがとれたクリアな味わいは、精米歩合18%という徹底的に磨き抜かれた米を仕込むからこそ。昨年末のリリースからは、酒米を山形県産の「雪女神」という品種に変更し、よりシャープな仕上がりに。特別な日にこそふさわしいエレガントな日本酒だ!3万8500円(720mL)。

[問]SAKE HUNDRED
https://jp.sake100.com


TREND 4:FROM LABORATORY

老舗大手の挑戦。その理由は?
月桂冠「Gekkeikan Studio」

 創業1637年。月桂冠は、江戸時代初期から京都・伏見の地で酒造りをしてきた。明治期には、日本酒メーカー初の酒の研究所を設立。いまでは当たり前の“びん詰め”日本酒を世に普及させたり、吟醸酒用の酵母を発見したりと、日本酒の歴史を築いてきた。まさに日本を代表する酒造メーカーだ。

 そんな月桂冠が2021年に立ち上げたプロジェクトが「Gekkeikan Studio」。月桂冠総合研究所が主体となって、最先端の日本酒を試作の段階で提供するという実験的なプロジェクトだ。第一弾は、香りに着目し、フレッシュフルーツのアロマが香る「no.1」をリリース。以降も挑戦的な商品を開発し、新作の「no.5」では、古代米を使用した“赤い”日本酒を生み出した。

 プロジェクトの目的は、日本酒を進化させること。より多くの人に楽しんでもらうために、新しい発想でこれまでにない酒をつくる。酒造り技術のトップメーカーによるチャレンジで、次は何を見せてくれるのか。これからも楽しみだ。

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Gekkeikan Studio no.5

赤い日本酒!?
色に着目した「no.5」は、一般的な酒造りには使われない古代米に、特殊な加工をして原料の一部に使用。まるで赤ワインのような、赤い色の日本酒を実現している。ポリフェノールやミネラルを含み、スパイシーな香りとスッキリほのかな渋みが特徴的でおもしろい。3300円(720mL)。
※写真左


アルゴ 日本酒5.0

新感覚の5%低アルコール日本酒
Gekkeikan Studioは試作品という位置づけのため、生産量は多くても1000本ほど。けれどもちろん、反響次第では量産化も。こちらは5%という低アルコール化に挑戦した「no.4」の、メジャーリリース版。日本酒らしさを損なわずに、軽い飲み口を実現している。968円(720mL)。
※写真右

[問]月桂冠お客様相談室
Tel. 0120-623-561



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