台東区立 下町風俗資料館|見て学ぶ 古今を横断! 専門ギャラリーへ③[ふむふむ見学、湯島]

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台東区立『下町風俗資料館』

下町を再現した資料館でレトロな町にタイムスリップ!

 「下町風俗資料館」は明治~昭和30年代の生活用品を展示しながら、当時の生活様式や文化を紹介する資料館。駄菓子屋や当時の長屋を再現したダイナミックな展示、衣服やおもちゃなど、当時実際に使われていたものを見ながら、現在の街並みへ変わっていく様子がたどれる。ほぼすべて自由に撮影できるので、レトロな世界に浸って当時の雰囲気を味わおう。こちらの施設へ訪れて街を歩けば、少しちがった景色が楽しめる。

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 大正時代の路地を再現したスペース。狭い道幅や手が届くほど低い屋根、家の前に吊るされたほおずきなど、当時の暮らしがうかがえる。​
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 銭湯の番台をディスプレイしたコーナー。番台の中に入り、そこから見える風景や柱の手触りも確かめられる。

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 館内を入ってすぐの展示は、軒下の構造が特徴的な表通りの「商家」を再現。店の前には、「大八車」と呼ばれた荷車がある。当時はこれに米や炭などを載せて人力で運んでいたという。


下町の暮らしが学べる! 

台東区はどんな下町だった?

 館名の通り、下町の暮らしに関する資料が豊富。どこが下町と呼ばれていたか?東京にはどうして格子状に整理されたエリアがあるのか?など、大正時代の資料や現在の地図に添えられた解説文の中には、街歩きが楽しくなるヒントがたくさん。
 

まるごと再現された町並みや部屋を見られる

 建物1階に並ぶ長屋は、当時の建築・生活様式を再現したもの。路地を歩いてみれば、タイムスリップした気分に。2階にある銭湯の番台は、実際に使われていたもの。中に入って写真が撮れるなど、こうして当時の雰囲気にふれられる場所は希少。


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SHITAMACHI MUSEUM

台東区上野公園 2-1
  [TEL] 03-3823-7451
[営]9:30~16:30(最終入館 16:00)
[休]月



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