オリビエ・アサイヤス監督(62)の「パーソナル・ショッパー」(12日、全国公開)は、死者からのメッセージを待つ女性に起こる不可解な出来事を描いた作品だ。前作「アクトレス 女たちの舞台」で存在感を発揮したクリステン・スチュワート(27)を主役に起用。「見えざる世界」との接点で、殺人事件に巻き込まれていく女性をサスペンスタッチで描いている。(岡本耕治)
多忙なセレブ(著名人)の代わりに服や服飾品を買い付ける「パーソナル・ショッパー」としてパリで働くモウリーン。彼女は双子の兄、ルイスの急死で悲しみから立ち直れず、彼が死後のサインを送ってくるのを待っていた。ある日、彼女のもとに正体不明のメッセージが届き…。
この作品で、昨年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したアサイヤス監督は、「自分の半身である兄を失った女性が、自分を再構築する物語。前作で、脚本を深く理解し、抜群のリアリティーで演じてみせたクリステンと、ぜひまた組みたいと思った」と語る。
