被災地に生きる人々が抱える喪失感を描いた「彼女の人生は間違いじゃない」

被災地に寄り添う監督 問題は何も解決していない/緩やかに歩み出した彼らの人生


 東日本大震災の発生からまもなく7年。人々の運命や風景を一変させた震災を描こうと多くの映画監督たちが努力を重ねてきた。節目を前に監督たちは今、何を思うのか。(藤井克郎、高橋天地)

 被災地は何もかもが放置されたも同然。人の心の復興も上っ面を地ならししただけ」

 「ヴァイブレータ」などで知られる廣木(ひろき)隆一監督(64)は昨年、震災を題材にした「彼女の人生は間違いじゃない」を公開し、大きな話題を呼んだ。2月にはブルーレイとDVDが発売された。

 廣木監督にとっては悲願の作品だった。平成23年3月11日に震災が発生。「RIVER」を製作中だった廣木監督は、福島県出身だったこともあり、いても立ってもいられず、少人数で被災地のいわき市に入り、撮影を敢行。衝撃的な光景に驚愕(きょうがく)した。「海岸線の風景がすべて押し流され、平坦(へいたん)な大地が広がっていた」

続きは、http://www.sankei.com/entertainments/news/180309/e...





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