「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」スチール(提供写真)

【シネマプレビュー】 アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル


 アルベールビル(1992年)とリレハンメル(94年)の2度の冬季五輪に出場した実在の元フィギュア・スケート選手の物語。トーニャ(マーゴット・ロビー)は、幼い頃からシングルマザーのラヴォナ(アリソン・ジャネイ)の罵倒と暴力を浴びながらフィギュア・スケートに打ち込み、頭角を現す。しかし、選手に「豊かさ」や「理想的な家族像」を求めるスケート界は、労働者階級出身の彼女を認めようとせず…。

 クレイグ・ギレスピー監督作品。自分を正当に評価しようとしない審判団を「くそ食らえ」とののしる型破りなトーニャの人物像が魅力的だ。「スーサイド・スクワッド」で注目を集めたロビーが力強い眼光で好演している。また、娘にゆがんだ愛情を注いで米国代表へと育て上げる母、ラヴォナを演じ、米アカデミー賞助演女優賞を獲得したジャネイの存在感も素晴らしい。優れた才能が周囲の無理解よって台無しにされていく。すべてを失ったとき、彼女はまだ23歳の若さだったという事実が重く心にのしかかる。


続きは、http://www.sankei.com/entertainments/news/180504/e...





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