ワンシーン、ワンカットの長回しで人間の滑稽さを描く

映画「皆さま、ごきげんよう」 イオセリアーニ監督 ほほ笑みながら見せる悪


 コニャック片手に滔々(とうとう)と持論を展開する。「コメディーは昔から笑いの要素で真面目を強調するものだった。すべてのものはいかにばかげているかを分析するもので、死ぬほどおかしいというものとは違う」。80歳を超えて、なお精力的に映画作りに励むオタール・イオセリアーニ監督(82)は来日インタビューでも意気軒高ぶりを発揮した。(藤井克郎)

コニャックを傾けつつ、ご機嫌の監督(藤井克郎撮影)


 旧ソ連のジョージア出身で、現在はフランスを拠点に活動しているイオセリアーニ監督が来日したのは、最新作「皆さま、ごきげんよう」のプロモーションのためだった。17日に東京・神保町の岩波ホールで公開されるこの作品は、これまでの監督作同様、一言で説明するのは至難の業だ。

 冒頭はフランス革命の時代、ギロチン台の処刑シーン。と、いきなりどこかの戦場で金品を強奪する兵士たちに変わり、さらには現代のパリを舞台に、かすかに悪のにおいのするちょっと非日常的な情景が繰り広げられる。

続きは、http://www.sankei.com/entertainments/news/161216/e...








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