映画「ネオン・デーモン」の1場面©2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch

カンヌ映画祭で歓声と怒号が交錯 ファッション業界の嫉妬と欲望を描いた「ネオン・デーモン」のレフン監督


 昨年5月、カンヌ国際映画祭に参加して最も印象に残っているのは、この作品を見たときのことだ。何しろ約千席が埋め尽くされたプレス上映会で、まだ映画の途中から怒号と歓声が飛び交い、異様な雰囲気に包まれた。当方は大興奮、大満足の作品だったが、その「ネオン・デーモン」が1月13日、全国で封切られた。公開を前に来日したデンマーク出身のニコラス・ウィンディング・レフン監督(46)は「私ができることは自分の好きな映画を作ることだけ」と笑顔を見せた。(文化部 藤井克郎)

デジタル時代の美を映す

 「最初から物議を醸すような作品を狙おうとするなら、それは世の中の一部にしか応えていないことになる。金もうけしか考えていない行為ですからね。賛否両論は、全ての作品について起きることじゃないでしょうか」とレフン監督は穏やかに話す。

 「ネオン・デーモン」の舞台は米ロサンゼルス。モデルを目指して地方から出てきた16歳のジェシー(エル・ファニング)は、その美貌で有名カメラマンや一流デザイナーを一瞬でとりこにする。

新作「ネオン・デーモン」について語るニコラス・ウィンディング・レフン監督=東京都港区(山崎冬紘撮影)


続きは、http://www.sankei.com/entertainments/news/170113/e...





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