「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督(49)の最新作「サバイバルファミリー」が11日、全国公開される。突如電気がなくなった世界で、東京からの脱出を試みる家族の姿をコミカルに描いた作品だ。主人公の父、義之を演じた小日向文世(63)は「体を張って演じた家族再生の物語。何らかの教訓が伝わればうれしい」と語る。(岡本耕治)
ある朝、地球から全ての電力が消滅。人々は楽観するが電気は回復せず、交通機関は動かず、情報も遮断され、都市機能は失われる。鈴木義之(小日向)と妻、光恵(深津絵里)ら一家4人は、水と食料を求め、光恵の父が住む鹿児島を目指すが…。
