ヨーロッパの真ん中に位置するドイツのボラースドルフは、すべてが平均という平凡な村だった。ある日、新商品のモニターにうってつけだと調査会社が乗り込んできて、個性的な高齢者を老人ホームに押し込めてしまう。そんな村はつまらないと、発明好きの4歳児6人が立ち上がり、仲良しのアカハナグマのクアッチとともに、おじいちゃん、おばあちゃんを救出する作戦を立てるが…。
「ツバル」で知られるドイツのファイト・ヘルマー監督が、大胆にも4歳の子供たちを主人公に元気で陽気なコメディー映画を撮り上げた。子供たちは清掃車やトラクター、蒸気船など、お気に入りの乗り物を乗り継いで大人たちに戦いを挑むが、ミニチュアを駆使した暴走ぶりがユニークで、思わずほほが緩む。4歳児たちも、演技なのか素のままなのか、カメラの方をちらちら気にしながら一生懸命にせりふを言う。