台北を舞台に都市の変貌を描く

《渋谷》映画「台北ストーリー」 消えゆく街…ヤン監督、幻の傑作


 幻の傑作が高画質になって日本で初公開される。6日から東京・渋谷ユーロスペースで公開の「台北ストーリー」は、10年前に59歳でこの世を去った台湾のエドワード・ヤン(楊徳昌)監督が、1985年に手がけた長編第2作だ。今も色あせない都会の断片が、デジタル修復された鮮やかな画像でよみがえる。

 主人公は台北の街と言ってもいいだろう。不動産業で働くキャリアウーマンのアジンと、古い問屋街で布地問屋を継ぐアリョンは幼なじみ。勤めていた会社が買収され、解雇されたアジンは、アメリカに移住して新しい生活を始めようとアリョンに持ちかけるが…。夜景に浮かび上がる巨大なネオン看板など、撮影当時の台北の喧噪(けんそう)が、乾いたタッチで切り取られる。

 この主役の一人、アリョンを演じているのが、「悲情城市」などで知られる台湾の巨匠、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督(70)だ。

盟友が残した傑作について思い出を語るホウ・シャオシェン監督(藤井克郎撮影)


続きは、http://www.sankei.com/entertainments/news/170505/e...







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