昭和を代表する歌姫、山口百恵が歌った四季と関係のある36曲入りの2枚組みアルバム。24日に発売され、春・夏・秋・冬のテーマごとに各9曲が選曲されている。曲ごとに変わる歌声が四季の移ろいを表現しているように感じられる。
新しい音源は含まれていないが、テーマ別に聴くとそれぞれの四季がイメージでき、代表曲であっても新鮮に感じられる。
夏の代表曲「ひと夏の経験」は、愛する人に胸の奥の大切なものをあげようとする女心を描いた歌詞だが、「夏」という言葉は出てこない。だが、夏を意識して聴くと、歌声が色っぽく感じられ、タイトルに四季を盛り込んだ構成の妙にうならされる。
秋の曲「秋桜(コスモス)」や冬の曲「寒椿」も収録。カラーのブックレット付きで、曲が発表された当時のジャケット写真も見られるのがうれしい。