かつてはインストゥルメンタルバンド「T-SQUARE」にも在籍したピアニストの6枚目のオリジナルアルバム。テーマは12星座で、各星座をイメージした12曲入りだ。曲の雰囲気はそれぞれ独立し、それでいて全体に統一感がもたらされている。
1曲目からその心地よさに脱帽。それもそのはず、ドラムスの則竹裕之と、ベースの須藤満という、T-SQUARE時代の盟友とともに、きっちりと軸を構築。さらにバイオリニストのNAOTOをはじめとする参加ミュージシャンの顔ぶれを見れば、心地よさも大いに納得できよう。それぞれのテクニックも聴きどころだ。
1曲のみボーカル入りの「Kahlo's Star」は、メッセージがあるだけに主張が強い。そのボーカルをしっかりと際立たせるバックの演奏が心憎い。