トルコの伝統菓子「バクラヴァ」の老舗《ナーディル・ギュル》のアジア初となる常設店が、松屋銀座に11月11日(金)にオープンした。昨年11月に期間限定ショップをオープンした際は、100人以上の行列ができ、連日完売するほど大盛況だった《ナーディル・ギュル》。あれから1年を経て、いつでもトルコの美味がいつでも味わえる場所が誕生した。

「バクラヴァ」とは、「フィロ」と呼ばれる薄いパイ生地を何層も重ねて、その間に砕いたピスタチオやくるみをたっぷりと挟んで焼き、さらに甘いバターシロップをかけて焼き上げたお菓子のこと。トルコをはじめ、イラン、イラク、シリアなどの中東諸国や、中央アジア、南コーカサスに位置するアゼルバイジャンなどの国々で、広く親しまれているそう。《ナーディル・ギュル》は、トルコにおいて「バクラヴァの王様」とも称される老舗。現地ではおやつとして日常的に食べられているほか、観光客にはお土産としても選ばれる国民的なスイーツだ。

4個入り 2052円/8個入り 3996円
提供/ナーディル・ギュル
バクラヴァは、小柄なサイズ感ながら満足度が高いのも大きな魅力。ひと口食べると、サクッと軽やかなパイ生地に、パイ生地の層の下まで染み込んだバターシロップがジュワッとあふれ出し、ナッツの香ばしさともベストマッチ。バターのコクとシロップの甘みに加えて、噛むたびに小麦の香りも広がり、1つ、また1つと手を伸ばしたくなるおいしさだ。しっかりとした甘さなので、無糖のチャイやブラックコーヒー、エスプレッソなどと合わせて食べてみて。

銀座松屋店では、スタンダードなバクラヴァ(くるみ、ピスタチオの2種)のほか、通常の倍の大きさの「キングバクラヴァ」や、シロップとバターの配合を変えてピース状に切り分けた「バクラヴァケーキ」など、全6種をラインナップ。1つから購入できるものもあるので、ご褒美おやつとしても。また、シックなデザインのパッケージで、常温で持ち歩けるので、手土産やギフトにも選びやすいスイーツだ。銀座に来た際は、トルコの伝統的なスイーツを買いに、ぜひ銀座松屋に立ち寄ってみてほしい。
ナーディル・ギュル 松屋銀座店
中央区銀座3-6-1 松屋銀座B1F
[営]10:00〜20:00(日・連休最終日は19:30まで)
[休]施設に準ずる
https://www.nadirgulluonlinestore.jp