日本の伝統食品「納豆」。好きな人もニガテな人も、その高い健康効果はご存知のはず。でも、なぜ、納豆は体に良いと言われているのでしょう?
そんな〝なぜ?〟を解き明かす「納豆マメ知識」と、納豆を日々の食卓に取り入れられる納豆アレンジレシピを、5回にわたって紹介します。
第1回は、原料である「大豆」に注目です。大豆には植物性タンパク質を筆頭に、ビタミンや食物繊維、カルシウム、大豆イソフラボンなど、一粒一粒に栄養がギュッと詰まっています。これらにはコレステロール値を下げる、骨粗鬆症の予防をする、抗酸化をサポートするなど、色々な健康増進作用があります。栄養価のとっても高い大豆が原料だからこそ、納豆はさまざまな健康効果が認められているのですね。
そして、今回、紹介するレシピは『納豆入りネギマ風ハンバーグ』。栄養士でフードコーディネーターの永倉いちず先生が教えてくれました。
≪永倉いちず先生のコメント≫
納豆と鶏ひき肉の肉ダネに、ネギをたっぷり入れた焼き鳥のネギマ風ハンバーグ。 納豆を加えることで、さまざまな栄養効果がさらにアップします。ネギに含まれるビタミンCと納豆のタンパク質を組み合わせることにより、ストレス緩和、風邪予防にも効果が期待できます。 塩でもタレでも、お好みの味で召し上がれ!
【材料】2~3人分
・納豆:2パック
・鶏挽肉:250g
・長ネギ:200g
・白髪ネギ、卵黄、大葉、サラダ油:適量
・一味唐辛子:お好みで
(A)納豆のタレ:2袋
卵:1個
パン粉:40g
ヨーグルト:大さじ1
塩:小さじ1/2
白こしょう:少々
【作り方】
① ボウルにAを入れ混ぜ合わせる。長ネギはみじん切りにし、サラダ油をひいたフライパンでしんなりするまで炒めて、Aと混ぜ合わせる。
② ①に鶏ひき肉を加えて粘りが出るまで混ぜる。納豆を加え、納豆をつぶさないように、さらに混ぜ合わせる。
③ ②を小判型に成形し、油をひいて中火で熱したフライパンで焼く。
④ 焼き色がついたら裏返して軽く焼き、1/4カップほどの湯(分量外)を注ぎ、蓋をして水気がなくなるまで蒸し焼きにする。
⑤ 中まで火がとおったら、器に盛り、大葉と白髪ネギ、卵黄を添える。好みで一味唐辛子をかける。
できあがり!