photo: Kaori Nishida text: Keiko Ageishi edit: Kohei Nishihara(EATer)

ノイタミナ presents シネマティックオーケストラコンサート


2005年から始まった、フジテレビの深夜アニメ枠“ノイタミナ” は、今年で放送開始15周年。
これを記念して、コンサートが開催される。
あのアニメの音楽を、オーケストラの生演奏で聴けるチャンスがやってきた!

名作アニメ3作品の音楽をオーケストラの生演奏で堪能して!

 “ノイタミナ”とは、2005年にスタートしたフジテレビの深夜アニメ枠のこと。「これまでのアニメの常識を覆したい」という思いから、「Animation」(アニメーション)のスペルを逆読みして“ノイタミナ”と名付けられた。クオリティの高いアニメ作品を数々生み出し、年齢を問わず多くのファンを魅了し続けている。このたび、“ノイタミナ”放送15周年を記念し、「図書館戦争」「四月は君の嘘」「約束のネバーランド」の3作品の音楽(劇伴)を、オーケストラの生演奏で聴けるコンサートが開催される。

 作曲を担当した音楽家、菅野祐悟(「図書館戦争」)、横山克(「四月は君の嘘」)、小畑貴裕(「約束のネバーランド」)が一堂に会し、ピアノ演奏も披露する。30日の公演では、「約束のネバーランド」の挿入歌「イザベラの唄」を歌唱するサラ・オレインも出演。作品の名シーンを思い浮かべながら、オーケストラの重厚な音の世界に浸ることができる、またとない機会だ。

metro219_noitamina_01.jpg指揮者は米田覚士。演奏は「東京21世紀管弦楽団」が担当。「東京21世紀管弦楽団」は、これまでの固定観念にとらわれない新しい時代の「楽しいオーケストラ」を目指し、2020年から演奏活動を行っている。


「図書館戦争」作曲家 菅野祐悟さんもステージに!

metro219_noitamina_02.jpgフジテレビドラマ『ラストクリスマス』でドラマ劇伴デビュー。現在は映画、テレビドラマ、アニメーションを中心に、幅広いメディアで活躍中。

 

僕もいちファンとして、とてもワクワクしています!
どうぞみなさん、会場で一緒に楽しみましょう!

 多くのドラマ・映画・アニメの劇伴の作曲を手がけている音楽家・菅野祐悟さん。今回のコンサートでは、「図書館戦争」の演奏に、ピアノで参加する。「“ノイタミナ”プレゼンツの記念すべき第1回のコンサートに、自分の手がけた作品を選んでいただけて、とてもうれしいです」と菅野さん。菅野さんが“ノイタミナ”作品にはじめて参加したのは「働きマン」(2005年)で、「図書館戦争」(2006年)は2作目となる。

 「『図書館戦争』に参加したのは13年前、まだアニメ作品の音楽をつくりはじめて日が浅い時期でした。“ノイタミナ”枠はブランド化されていて、物語も絵もクオリティが高い作品ばかり。そうした質の高い作品に携わることに音楽家としての責任を感じ、身が引き締まる思いです」

 菅野さんは、コロナ禍以前はコンサートを積極的に行い、観客とともに音楽を楽しむ場を大切にしてきた。

 「音楽家としての醍醐味は、曲をつくることだけではなく、自分の作った曲を演奏し、お客さまと一緒にライブで楽しむことにもあると思っています。そうした意味で、今回のコンサートも、とても楽しみですね。

 たとえば、『図書館戦争』を13歳のときに見た人は、今は26歳。30歳で見た人は、43歳になっています。今回のコンサートは、時空を超えて音楽と再会するような場になるのかもしれません。それを聴いた当時を思い出しながら、ライブ会場が一体となって盛り上がれば、と思います。アニメを通してオーケストラの生演奏に触れるチャンスでもあります。ぜひご来場いただき、『文化度の高い1日を過ごせたな』と感じてもらえたら、うれしいですね」


「四月は君の嘘」と「約束のネバーランド」の作曲家も出演決定!
30日(日)は、サラ・オレインによる歌唱も! 

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《5月29日(土)30日(日)東京国際フォーラム・ホールC》
有料オンライン配信も急遽決定!

ノイタミナ presents
シネマティックオーケストラコンサート

日時:5月29日(土)15時開演・19時開演
      30日(日)11時開演・15時開演 (全4公演)
会場:東京国際フォーラム ホールC
チケット料金:S席8000円、A席7000円、B席6000円 ★来場者特典あり

チケット販売中!詳しくは公式サイトへ
https://www.noitamina-concert.jp





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