対談は、香りを楽しみながら。《Whitte》というブランド名は、白石さんによる造語。ブランドカラーである“White”に tを足して、“Oui”(仏語でYesの意味)や“Wit”(叡智)などの意味が込められている

《オギノマ》大好き。だから、つくってしまった香水


 香りをアートに。そんな想いを込めて香水をつくる。小さな頃から大好きだった、香りの世界へ新たなる一歩を踏み出した白石小百合さんにお話を伺いました。

小木:今月号のゲストは白石小百合さんです。白石さんは、元テレビ東京のアナウンサー。今年の春に退職をして《ウィッテ》という香水のブランドを立ち上げた方です。今日は、その香水の魅力についてたっぷりと語ってください。

白石:よろしくお願いします!

小木:今日は、商品も持ってきてくれたんですね。全7種類、どれもユニセックスで使える素敵な香りです。

白石:よく、迷っちゃうと言われます(笑)。

小木:じゃあ、まずは「#01Vanilla Floral」について教えてください。名前のとおり、甘い香りですね。これはどんなイマジネーションから生まれたんですか?

白石: 天然の高品質バニラと数種類のフローラルの香りは、マカロンを食べながらお茶会をしているイメージなんです。幸福感があって、ちょっと優しくて、いつも笑顔で天真爛漫。そういう日本の女の子の可愛らしさも表現しています。

小木:そんな素敵な人が、世の中に溢れていてほしいです(笑)。

白石:こういう香りがさりげなくする女の子って、最強にモテるんじゃないかと思っています(笑)。実はこの香り、男性が好きな女性像をイメージしてつくったんです。そうしたらやっぱり男性が買っていくんですよ。

小木:女性は買わないんですか?

白石:他の香りを選ぶことが多いですね。男性からすると、安心したりドキドキする香りらしいのですが、女性からは「甘っ!」と言われたりします。

小木:#01をまとえば、モテるのに(笑)。

白石: 女性に人気なのは「#05White Tea」ですね。あとは「#06Bay&Blackpepper」。これはイケメンの香りです。世界中を旅して仕事をしている彼に、ときめいちゃったというイメージです(笑)。最初は、スパイシーで男らしいんですけど、徐々にラベンダーの優しい香りになって、最後はムスクの香りになります。

小木:ストーリーが面白いですね(笑)。白石さんは、なぜ香水ブランドを立ち上げたんですか?

白石:香水の魅力に目覚めたのは、中学生のときだったんです。初めてニューヨークを訪れたときに、とあるブランドの香水に出合ってとても感動しました。それ以来ずっと香水を集めていたんです。

小木:調香の勉強は?

白石:調香モドキみたいなことは、だいぶ昔からしていました。子供の頃は、匂い玉を袋に入れて持っていました。今日は赤を2つ、青を2つといった感じで。アロマオイルも、いろいろと組み合わせて使っていましたね。きちんと師匠について学び始めたのは、ここ数年です。

小木:本当に香りが大好きなんですね。

白石:ここ数年は夏休みにフランスへ行き、いろいろな調香師にお会いしました。そうすると刺激を受けるじゃないですか。その勢いで香水をつくっちゃったんです。それが《ウィッテ》というブランドの成り立ちです。

小木:今後は、どんなブランドに育てていきたいですか?

白石:私は”日本の美“を香りで表現していきたいんです。日本の可愛いもの、美しいものを香りという手段で伝えていきたい。香りをアートに昇華させたいんです。

小木:現代アートの作家さんと、コラボレーションするのも面白いかもしれませんね。これからが楽しみです。白石さん、本日はありがとうございました!


《Whitte》フレグランスデザイナー 白石小百合(しらいし・さゆり)さん

 テレビ東京でアナウンサーを務め、その後、香水ブランド《Whitte》を立ち上げる。香りのプロデュースやデザインだけではなく、自ら香りと触れ、香りをつくり続ける

http://whitteinc.com

PRODUCT

 《ウィッテ》の香水は、伊勢丹メンズ館やオンラインストアで購入が可能(50mlで1万8400円~)。詳細はブランドのHPをチェック!




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